ディズニークルーズラインには、他のクルーズにはない“心あたたまる交流文化”が数多く存在します。ディズニーらしい魔法に包まれた空間で、ゲスト同士が自然とつながる——そんな素敵な体験が、航海中の思い出を何倍にも彩ってくれます。
この記事では、初めての方にもわかりやすく、ディズニークルーズ独自のカルチャーを5つに分けてご紹介します。リピーターが増える理由、そして“また乗りたい”と思わせる魅力を、ぜひ事前に知っておきましょう。
客室ドアのデコレーション(通称:ドアデコ)
ディズニークルーズで人気の文化のひとつが、客室ドアを自由に飾る“ドアデコ”。マグネットで貼る装飾が主流で、家族名やキャラクターをデザインしたり、季節イベントにちなんだものを使う方もいます。
✔️ポイント
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ドアにテープなどの粘着性のあるものは禁止。マグネットのみOK。
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キャラクターを模した「○○家のドア」風デザインが人気。
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ハロウィーン航路やホリデークルーズでは季節感を取り入れる人も多い。
ネームプレートの違い(WISH号以降 vs クラシック船)
客室のドア横には、ルームナンバーの下にある**ネームプレート(魚の形の装飾)**があります。これが、船によって少しずつ違うのをご存じですか?
🐠Classic船(Magic/Wonder/Dream/Fantasy):
ルームプレートは丸型
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ネームプレートは青い魚(Fish)またはタツノオトシゴ(Sea Horse)型。
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これが「フィッシュエクステンダー」を掛ける場所として使われます。
🐚WISH号以降の新造船(Wish/Treasure/Destiny):
ルームプレートは横長のプレート状
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ネームプレートは四角く、キャラクターのシルエット付き。キャラクター部分が小さくかけづらいため、一部の人はドア横に別のマグネットでフックを貼って対応しています。
フィッシュエクステンダー(FE)とは?
ディズニーファンによる自主的なギフト交換文化が「フィッシュエクステンダー」。同じ航路の参加者同士で小さなプレゼントを贈り合う、心温まるイベントです。
✔️仕組み:
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参加者は事前にFacebookなどの「FEグループ」に参加登録。
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各部屋のドア横に、ポケット付きの袋(=エクステンダー)を吊るす。
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航海中に、ポケットにちょっとしたギフト(お菓子やグッズ)を入れて回る。
🧳気軽に参加OK!
費用も内容も自由なので、100円グッズや手作りグッズなどで楽しめます。交流が好きな方に特におすすめ!
🦆ダックハント(Duck Hunt):アヒルの宝探しゲーム
近年流行している、非公式イベント。「小さなゴム製のアヒル」を船内のどこかに隠して、見つけた人に拾ってもらうという、ちょっとした宝探しです。
✔️遊び方:
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小さなラバーダックに、自分の名前や航路の日付を書いたタグをつけて隠します。
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見つけた人はそのままもらっても、別の場所に再配置してもOK。
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特に子どもたちが夢中になる遊びです。
🎉タグに「You found me!」などと書いてあると、ちょっとした“出会い”が生まれます。
ピクシーダスト(Pixie Dust):感謝とサプライズの文化
“ピクシーダスト”とは、何か嬉しいサプライズが舞い込むような小さな贈り物や奇跡のこと。ディズニークルーズではこの言葉が、「さりげなくプレゼントを届ける行動」として使われます。
✔️たとえば…
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何も知らないゲストに、そっとグッズを届ける。
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クルーに感謝のメッセージを込めてミニプレゼントを手渡す。
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「ありがとう」を込めた、優しい心のやりとり。
🌟Pixie Dustはルールがあるわけではなく、“心のこもったサプライズ”そのもの。クルーズの魔法のような時間をさらに素敵に演出してくれます。
✍️まとめ
項目 | 内容 | 船や対象 |
---|---|---|
ドアデコ | 客室ドアを自由にマグネットで装飾 | 全船OK |
フィッシュエクステンダー | ギフト交換。魚型フックに吊るす | Magic/Wonder/Dream/Fantasyなど Wish/Treasure/Destinyはプレートが小さい |
ダックハイディング | 小さなアヒルを船内に隠す遊び | 全船で非公式に実施 |
ピクシーダスト | サプライズ的プレゼントや親切 | 全船で可能、心の交流 |
ディズニークルーズは、ただの豪華客船ではありません。ゲスト同士の交流や、思いやりの連鎖がある特別な空間。船内で偶然の出会いや小さな感動を体験したとき、あなたも自然と“Pixie Dust”を届けたくなるかもしれません。
次回のクルーズでは、ぜひこうしたカルチャーにも参加してみてくださいね!
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