【体験レポ】WDWのウォーターパーク、どっちが良かった?タイフーン vs ブリザードを徹底比較
真夏のフロリダで、高さ36メートルから滑り落ちる絶叫スライダー。南国の波が押し寄せる巨大プールで波に乗る興奮。そして、流れるプールにぷかぷか浮かびながら過ごす至福のチルタイム。
ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)のウォーターパークは、「ただの水遊び」ではありません。完全に"テーマパーク"として完成された、ディズニークオリティの水の世界です。
私が初めて行ったのは、WDWに通い始めて5回目くらいのとき。最初は「テーマパークで忙しいし、水遊びは後回しでいいや」と思っていました。でも、実際に訪れてみたら想像以上に楽しくて、すっかり虜に。それ以来、WDW旅行では必ず予定に組み込むようになりました。
この記事では、2つのウォーターパーク「タイフーン・ラグーン」と「ブリザード・ビーチ」の魅力と、どちらを選ぶべきかを、実体験をもとに徹底解説します。
2つのウォーターパークの基本情報とテーマの違い
タイフーン・ラグーン(Typhoon Lagoon):嵐で壊れた南国リゾート
ブリザード・ビーチ(Blizzard Beach):雪解けしたスキーリゾート
一風変わった"雪×ウォーターパーク"というユニークなテーマ。見た目はスキー場なのに、水着で楽しむというギャップが魅力です。スライダー系が多く、スリル好きにおすすめ。雪だるまが見守ってくれる中、水遊びをするという不思議な体験ができます。
タイフーン・ラグーンの魅力と注目アトラクション
サーフ・プール(Surf Pool):世界最大級の人工波
世界最大級の人工波が押し寄せる巨大プールです。5分おきに高さ1.8メートルもの本格的な波が発生します。私が初めて体験したとき、波の迫力に圧倒されました。
体験メモ:波にのまれて膝をすりむきました(笑)。波が来る瞬間に"後ろを向いて波に乗る"と衝撃が少なくなります。うっかり波に向かって立っていたら、ゴーグルも持っていかれます。自分の足がつかない深いエリアの方が、意外と安全です。浮力で体が浮くので、波の衝撃を受けにくいんです。
波が来ると、プール全体が歓声に包まれます。子どもも大人も、みんなで波に乗る楽しさは、他では味わえません。
ミス・アドベンチャー・フォールズ(Miss Adventure Falls):ディズニー史上最長のファミリースライダー
4人乗りの浮き輪に乗って、ベルトコンベアで上まで運ばれる楽しい仕組み。ディズニー史上最長のファミリー向けスライダーで、景色も楽しみながら滑れます。
体験メモ:2人で行ったら、知らない2人と相席になりました。最初はちょっと気まずかったですが、滑り始めたらみんなで「わぁ!」と叫んで楽しめました。景色も楽しくて、そこまで激しすぎないので、家族連れにぴったりです。
クラッシュ・ン・ガッシャー(Crush 'n' Gusher):ウォーターコースター
3種類あるウォーターコースターで、かなりスリル系です。階段で自分の浮き輪を持って上がるのがちょっと大変ですが、やる価値ありです。
体験メモ:途中で浮き輪ごとフワッと浮く感じがクセになります!見た目から侮るなかれ、好きなタイプのスリルでした。2人乗りと1人乗りがあって、私は2人乗りを選びました。一緒に叫びながら滑ると、楽しさ倍増です。
流れるプール(Castaway Creek):リラックスタイム
1周20分ほどのリラックスタイム。ふわっとした浮き輪に乗って、のんびりと園内を周回できます。
体験メモ:スライダーの場所が離れているので、移動手段として使えるのも便利。2人乗り浮き輪もあって、友達や恋人と一緒に浮かびながらお喋りできます。疲れたときのチルタイムに最高です。
ブリザード・ビーチの魅力と注目アトラクション
サミット・プラメット(Summit Plummet):超絶叫スライダー
高さ36メートルからほぼ垂直に滑り落ちる超絶スライダー。速度は時速90キロ近くになることもあります。見上げるだけで足がすくむ高さです。
体験メモ:怖すぎて断念しました…。でも、降りてきた人の水しぶきが凄すぎて、見てるだけでもドキドキ(笑)。勇気のある友人が挑戦して、「一生の思い出になった」と言っていました。絶叫系が好きな人には、絶対におすすめです。
チームボート・スプリングス(Teamboat Springs):家族向けラフティング
家族向けのラフティング型スライダーです。ボートに乗ってワイワイしながらコースを下っていきます。
体験メモ:サミット・プラメットは無理だったけど、これなら私も楽しめました!サミット・プラネットと同じく、リフトに乗って、高さ36mのところまで上がります。こちらは浮き輪に乗って降りる急流すべりなので、水着なら何も怖くありません。家族や友達と一緒に乗ると、みんなで叫びながら楽しめます。
クロスカントリー・クリーク(Cross Country Creek)
全長約900メートルの流れるプールで、タイフーンよりも長めの1周30分。まったりゆったり浮かびながらの時間が最高です。
体験メモ:どこまでも漂っていたくなる心地よさ。最高のチルタイムです。雪山風景の中で浮かぶって不思議だけど、癒されます。雪だるまも見守ってくれていて、ディズニーらしい演出が細部まで行き届いています。
どう選ぶ?あなたに合うのはどっち?
どちらのウォーターパークに行くか迷ったら、この基準で選んでみてください。
家族でのんびり過ごしたい → タイフーン・ラグーン
南国リゾート気分で、まったりディズニーの水の世界を楽しめます。波のプールは子どもも大人も楽しめて、流れるプールでリラックスもできます。スライダーの傾斜が緩めで、ファミリー向けのアトラクションが多いです。
絶叫スライダーが大好き → ブリザード・ビーチ
ウォーターパークとは思えないほど本格的なスライダーで、スリル満点です。サミット・プラメットをはじめ、スリル系のアトラクションが充実しています。
小さい子どもがいる → タイフーン・ラグーンが安心
スライダーの傾斜が緩めで、ファミリー向けのアトラクションも多いです。波のプールも、浅いエリアがあるので小さな子どもでも安心して遊べます。
10代〜大人グループ → ブリザード・ビーチが盛り上がる
アクティブ派は断然こっち!インスタ映えも抜群で、スリルを求める若者グループに最適です。
私の正直な感想
ちなみに私は、別々の日に両方行ってみました。どっちも本当に違って、どっちも行って正解でした。時間とチケットに余裕があるなら、両方行くことを強くおすすめします。
「ウォーターパーク付きのパークホッパープラス」を買うと、どっちも入れます。ただし、最近はどちらのウォーターパークも空いている時期があまりありません。事前にチェックして、早めに訪れる計画を立てましょう。
WDWウォーターパークの効率的な楽しみ方
私が初めてウォーターパークに行ったのは、WDWに通い始めて5回目くらいのときでした。最初の数回はテーマパークを回るだけで精一杯でしたが、余裕を持ったスケジュールが組めるようになって、ようやく足を伸ばせたました。
実際に訪れてみると、想像以上に楽しくてすっかり虜に。それ以来、WDW旅行では必ず予定にウォーターパークを組み込むようになりました。特に真夏のフロリダ(8月)の旅行ではマスト。昼間の一番暑い時間帯にウォーターパークで遊ぶことで、暑さも気分もリフレッシュできます。
ただし、冬はさすがに寒すぎるため予定から外しました。春(5月頃)はその年の気温によって入るかどうかを決めています。季節ごとに楽しみ方を変えられるのも、WDWウォーターパークの魅力だと思います。
チケットのアップグレードも柔軟に
私は最初、通常の「パークホッパー」を購入していましたが、宿泊ホテルのフロントやプールの入口で「パークホッパープラス」へアップグレードできました。現地で気軽に追加できるのはとても便利です。
ちなみにホテルでアップグレードした際は、クレジットカード払いではなく、宿泊代に合算されて請求されました。パークホッパーからパークホッパープラスへのアップグレードは30ドル程度で、全日入れるなら超お得ですよね。
あってよかった持ち物リスト
必須アイテム
防水スマホポーチ(首にかけるタイプが安心) 写真を撮りたいけど、スマホを濡らしたくない。首にかけるタイプなら、スライダーに乗っても安心です。
ラッシュガード 日焼け防止に必須。長時間水の中にいると、思った以上に日焼けします。ラッシュガードがあれば、日焼け止めを何度も塗り直す手間も省けます。
濡れてもOKなサンダル(ビーサンより脱げにくいタイプ) 園内を歩き回るので、脱げにくいサンダルがおすすめ。ビーチサンダルだと、流れるプールで脱げることがあります。
替えの水着 or 下着 帰りに着替えるためのもの。濡れた水着のままだと、冷房の効いた車内で寒くなります。
日焼け止め(マスト) フロリダの紫外線は強烈です。耐水性のものを選びましょう。
あると便利なもの
ゴーグル 波のプールで波に乗るなら、ゴーグルがあると快適です。私は持っていかなくて、波に持っていかれました(笑)。
小さめの防水バッグ 貴重品を入れて持ち歩けます。ロッカーに預けるほどでもない、スマホと鍵くらいを入れるのに便利。
タオルは無料でレンタル可能
ロッカーは有料ですが、WDWのオフィシャルホテルに泊まっていると、タオルは無料で借りられます。タオルレンタルのところでホテル名と部屋番号を伝えるだけでOKです。
よくある質問Q&A
Q. 雨でもやってる? 小雨ならやっていますが、雷が来ると一時閉園することもあります。天気予報チェックが大事です。フロリダは午後にスコールが来ることが多いので、午前中に行くのがおすすめ。
Q. 水着のルールある? 露出が多すぎる水着や、金具がついている服はNGです。ジーンズもダメ。ラッシュガードやTシャツは問題ありません。
Q. 浮き輪持ってっていいの? 基本的に不要です。現地にしっかり準備されているので、手ぶらでOK。むしろ、持ち込み浮き輪は使用できません。
Q. ロッカーはどこにある? 入口近くにあります。料金は小型ロッカーで約15ドル、大型で約20ドル程度。クレジットカード払いが可能です。
Q. 食事はどうする? 園内にレストランやスナックバーがあります。ハンバーガー、ホットドッグ、サラダなど、軽食が中心。価格はテーマパークと同じくらいです。
まとめ|あなたに合ったウォーターパークを見つけよう!
ウォーターパークって「ただの水遊びでしょ?」と思っていた私ですが、WDWのは完全に"テーマパーク"として完成されています。テーマ性、アトラクションのクオリティ、そして何より楽しさ。すべてがディズニー基準です。
どっちに行くかは、旅行のスケジュールや同行メンバーの好みに合わせて選ぶのがベストです。家族でのんびりならタイフーン・ラグーン、スリルを求めるならブリザード・ビーチ。
ただ、もし時間とチケットに余裕があるなら…両方行ってください!本当に違うから!私も両方行って、それぞれの良さを実感しました。
真夏のフロリダでウォーターパークを楽しむ時間は、WDW旅行の中でも特別な思い出になるはずです。次回のWDW旅行では、ぜひウォーターパークを予定に組み込んでみてくださいね。
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