ブライトライン乗車レポート|オーランドからフォートローダーデールへ【ディズニークルーズ乗船記】


ブライトライン(Brightline)の予約方法については別記事でご紹介しました。今回は実際にブライトラインを利用してオーランドからフォートローダーデールまで移動した体験記をまとめます。

ディズニークルーズラインの新船「ディズニー・デスティニー号」に乗船するための移動で、クルーズ船が出港するのはフロリダ州フォートローダーデール(ポートエバーグレーズ)。オーランドから約3時間の移動が必要なため、今回はブライトラインを選択しました。

この記事でわかること

  • ブライトライン オーランド駅(MCO)の使い方と注意点
  • 乗り方・荷物の預け方の流れ
  • 車内の設備と寒さ対策
  • 速度・遅延の実態と正直な感想
  • ディズニークルーズ乗船との相性

移動の概要|オーランド→フォートローダーデール

今回選んだ便はオーランド発7時20分、フォートローダーデール着10時14分のブライトライン。クルーズのチェックイン時間が11時15分だったので、到着してすぐターミナルへ向かえばちょうど良いスケジュールです。

預け荷物がある場合は出発30分前にチェックインカウンターへという案内があったため、逆算して5時半には部屋を出発。UberでMCO内のブライトライン駅に向かいました。

オーランド空港(MCO)駅|6時10分到着

6時10分ごろ、オーランド国際空港(MCO)内のブライトライン駅に到着。出発の約1時間前です。

ブライトラインのオーランド駅はMCOのターミナル内に直結していて、施設自体が非常に新しく清潔感があります。飛行機との乗り継ぎを想定した設計になっているので、初めて利用する方でも迷いにくい印象です。

↑MCO内のブライトライン駅。新しくて清潔感があります。

乗車前に知っておきたい注意点

【荷物の仕分け】 飛行機と同様に、ハサミなどの刃物類は預け荷物に入れておく必要があります。手荷物として持ち込もうとすると手荷物検査で引っかかるため、乗車前に仕分けを済ませておきましょう。

【チケットの準備】 乗車チケットはウェブから購入し、ログイン後にQRコードを取得できます。印刷して持参するか、スマートフォンで表示できるようにしておけば問題ありません。預け荷物がない場合はそのまま改札を通って手荷物検査→待合室へ進むだけです。預け荷物を預けるカウンターでチケットも一緒に発行してもらうことができました。

(写真) ↑チェックインカウンター。預け荷物がある場合は出発30分前までに。

乗車前の待機|トイレは早めに済ませておくべし

荷物を預けて準備が整ったのが6時40分ごろ。出発まで少し待機することになりました。

7時ごろになるとトイレが混雑し始めていたので、出発前にトイレへ行くなら6時台のうちに済ませておくことを強くおすすめします。

待合室ではスナックが売られていますし、プレミアムチケットを購入しているとラウンジが利用できます。

(写真) ↑待合室の様子。プレミアムラウンジもあります。

7時ごろにプレミアムゲストの案内が始まり、7時10分ごろに一般ゲストの案内が開始。ホームへ向かうとすでに電車が停車していました。始発駅からの乗車なので、電車が先に待っている形です。

(写真) ↑ホームに停車中のブライトライン。

ブライトラインの車内|快適だが寒さ対策は必須

ホームに停車していた車両を見て最初に感じたのは「貨物列車みたい」という印象でした。新幹線のように先頭が尖ったデザインではなく、「これはスピードが出ないのでは?」と直感しましたが、その感覚はおおむね正しかったです(後述)。

(写真) ↑ブライトラインの外観。シンプルでコンパクトなデザインです。

車内設備

車内は清潔感があり、設備は充実しています。

  • テーブルにコンセントあり:充電の心配なし
  • 車内販売あり:スタッフが往来しながらスナックやコーヒーを販売
  • 荷物棚あり:専用タグ付きのバッグのみ荷物棚に乗せられるルールで、それ以外の荷物は上のラックに自分で上げる必要があります
↑この棚には荷物を置いてはいけないようでした。

↑車内販売とセーフティのしおり

手荷物はできるだけ軽くコンパクトにまとめておくと楽です。英語のアナウンスに加えて車内ディスプレイに駅名が表示されるので、乗り過ごす心配はありません。

(写真) ↑車内の様子。シートはゆったりしていて快適です。

(写真) ↑テーブルにはコンセントが設置されています。

最大の注意点:車内が極寒

ブライトライン利用で最も注意が必要なのが車内の寒さです。ターミナルの時点でうすうす気づいていましたが、車内はまるで冷蔵庫のような冷え方をしています。

パーカーの上にさらに防寒用のパーカーを重ね着していましたが、それでも寒さが厳しかったです。ブランケットやストールを1枚持参することを強くおすすめします。

夏のフロリダで防寒具が必要になるとは思いにくいですが、アメリカの室内冷房の強さはとにかく油断できません。

30分遅延で10時40分到着|速度については正直なところ

電車は定刻通りに出発しましたが、最初の駅からなかなか次の駅に進まない状況が続きました。遅延が発生していたようで、フォートローダーデールへの到着は予定より30分遅れの10時40分となりました。

ブライトラインの速度は「高速鉄道」ではない

正直なところをお伝えすると、ブライトラインのスピードは日本の急行列車と同じくらいです。「高速鉄道」という言葉から新幹線のようなものを想像すると、期待値との差を感じるかもしれません。

オーランドとフォートローダーデールの距離は直線でおよそ東京〜静岡間ほどありますが、所要時間は約3時間。車で移動した場合と大差ないレベルです。

それでもブライトラインを選ぶメリットがあるとすれば、荷物が多い人や、慣れない土地での運転を避けたい人にとっては有力な選択肢です。運転の疲れがない分、クルーズ乗船前にゆっくり過ごせるのは悪くありません。

ディズニークルーズ乗船との組み合わせについて

ブライトラインとディズニークルーズの組み合わせについて、個人的な感想をまとめます。

  • フォートローダーデール発のクルーズにブライトラインで向かう場合、スケジュールがタイトになりやすく、今回のような30分遅延があるとかなり焦ります
  • ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)とセットで訪れるなら、ポートカナベラル発のディズニークルーズの方がアクセスが格段に楽です
  • 飛行機でフォートローダーデール空港(FLL)を利用する場合は、行きか帰りだけFLL発着にする、という組み合わせも選択肢になります
  • 運転に自信があればレンタカーが最もストレスが少ない移動手段です

個人的には、移動の手間を考えると余程の事情がない限りフォートローダーデール発のクルーズにブライトラインで向かうことはもうないかな、というのが正直な感想です。

フォートローダーデール駅到着|荷物受け取りとその後

駅に到着後は、荷物をチェックインカウンターで受け取る仕組みになっています。カウンターで15分ほど待ってようやく荷物を受け取り、そのままUberでクルーズターミナルへ向かいました。

(写真) ↑フォートローダーデール駅の荷物受け取りカウンター。

遅延があったにもかかわらず、クルーズのチェックイン時間にはなんとか間に合いました。

まとめ|ブライトライン乗車レポートの総評

項目 評価
駅・施設の清潔感
チケット購入・乗り方のわかりやすさ
車内設備(コンセント・販売など)
車内の寒さ 要注意(ブランケット必須)
スピード・所要時間 △(車とほぼ同じ)
遅延リスク △(今回は30分遅延)
ディズニークルーズとの相性 ⚪︎(タイトなスケジュールに注意)

ブライトラインはフロリダの移動手段として選択肢のひとつではありますが、「高速鉄道」という期待値でいくと肩透かしを食らう可能性があります。 利用する場合は寒さ対策と、遅延を見込んだ余裕あるスケジューリングを心がけてください。

フォートローダーデール発のディズニークルーズを検討している方の参考になれば幸いです。


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