ディズニークルーズのWi-Fi・ネット事情|船内Wi-Fiの使い方・料金・寄港地でのネット接続も徹底解説!
ディズニークルーズの予約を検討している時、多くの方が必ず一度は立ち止まる瞬間があります。
「船の上って、ネット繋がるの?」
この疑問、本当に自然なことです。私も初めてディズニークルーズを予約する前、同じように不安でした。
仕事からの緊急連絡があったらどうしよう。家族と連絡が取れなくなったら心配される。LINEで友達と写真を共有したいのに、できなかったら残念。そもそも、数日間も完全にオフラインになるなんて、今の時代ちょっと怖い——。
特に初めての海外旅行だったり、小さなお子さんと一緒だったりすると、「いつでも連絡が取れる状態」でいたいというのは、当然の気持ちですよね。
この記事では、そんな不安を抱えているあなたに向けて、ディズニークルーズのネット環境について、実体験をもとに正直にお伝えします。結論から言えば、ディズニークルーズでも連絡は取れます。ただし、地上と全く同じ感覚で使おうとすると、がっかりしてしまうかもしれません。
大切なのは、「何ができて、何ができないのか」を事前に理解しておくこと。そして、必要最低限の準備をしておくことです。そうすれば、ネットへの不安は大幅に軽減され、クルーズを心から楽しめるようになります。
この記事を読み終える頃には、「ネットが繋がるか心配…」という漠然とした不安が、「これなら大丈夫」という安心感に変わっているはずです。
ディズニークルーズで本当にネットは使えるのか?【2026年の結論】
まず、一番気になる疑問にお答えします。
ディズニークルーズでインターネットは使えます。
ただし、「有料のWi-Fiプランを契約した場合」に限ります。Wi-Fiプランを購入しなければ、基本的にインターネット接続はできません。スマートフォンの通常のモバイルデータ通信(4Gや5G)も、海上では圏外になります。
現在、ディズニークルーズライン(DCL)の全船舶には、SpaceXが提供する衛星インターネットサービス「Starlink」が導入されています。これにより、数年前と比べて通信の安定性、速度、接続成功率が劇的に改善されました。
以前のディズニークルーズでは「Wi-Fiが遅すぎて使えない」「全然繋がらない」という声が多かったのですが、Starlinkの導入後は状況がかなり良くなっています。
ただし、「地上と同じ」ではないことを理解しておく
ここで重要なのは、期待値の調整です。
船上のWi-Fiは、あくまで「船の上で衛星を経由してインターネットに接続している」という特殊な環境です。そのため、自宅や街中のWi-Fiと全く同じ快適さを期待すると、がっかりしてしまう可能性があります。
具体的には、時間帯によって速度がかなり変わります。多くの乗客が同時にアクセスする朝や夜の時間帯は、どうしても速度が低下しがちです。また、天候や船の位置によっても、接続の安定性が変わることがあります。
動画をサクサク視聴したり、大容量のファイルをアップロードしたり、ビデオ通話を長時間したりするのは、正直なところ難しいと思っておいた方が良いでしょう。
逆に、LINEでメッセージを送る、メールをチェックする、SNSに写真を投稿する、といった基本的な用途であれば、十分に使えます。
「最低限つながる」「必要な連絡は取れる」というレベル——これくらいの期待値で考えておくと、実際に使った時の満足度が高くなります。
船内Wi-Fiプランと料金【2025年最新版】
ディズニークルーズのWi-Fiは、DCL公式アプリから簡単に購入できます。料金は1デバイス・1日単位で設定されており、必要な日数分だけ購入する仕組みです。
3つのプランから選べる
2025年現在、ディズニークルーズでは以下の3つのWi-Fiプランが提供されています。料金は航路や時期によって若干変動することがありますが、おおよその目安としてご理解ください。
Stay Connected(ステイ・コネクテッド)
1日あたり約12ドル
このプランは、テキストメッセージ中心の利用に最適化されています。LINEやiMessage、WhatsApp、SMSなどのメッセージアプリ、そしてEメールの送受信が主な用途です。画像の多いウェブサイトや動画は、表示されない、または非常に遅くなります。
「とりあえず連絡が取れればいい」という方には、このプランで十分です。
Basic Surf(ベーシック・サーフ)
1日あたり約24ドル
SNSの閲覧や投稿、ウェブサイトのブラウジングが可能になるプランです。Instagram、Facebook、Twitterなどで写真付きの投稿をしたり、ニュースサイトを見たりする用途に向いています。
ただし、動画の視聴は基本的にできません。YouTubeやNetflix、TikTokなどは、読み込みが遅すぎてストレスを感じる可能性が高いです。
Premium Surf(プレミアム・サーフ)
1日あたり約36ドル
最も高速なプランで、動画視聴やビデオ通話(ZoomやFaceTimeなど)も一応可能、とされています。ただし、実際には時間帯や船の位置によって、安定して使えない場合もあります。
仕事でどうしてもオンライン会議に参加する必要がある、といった場合にはこのプランが必要ですが、それ以外の一般的な旅行であれば、ここまで高額なプランは不要かもしれません。
知っておくべき重要ポイント
Wi-Fiプランは「デバイスごと」に課金されます。つまり、家族4人がそれぞれスマホでWi-Fiを使いたい場合、4台分の料金がかかります。これが意外と高額になるので、注意が必要です。
ただし、一度購入したプランは、ログアウトすることで別のデバイスに切り替えることができます。例えば、最初はお父さんのスマホで使って、後でお母さんのスマホに切り替える、といった使い方も可能です。同時に複数デバイスで使うことはできませんが、交代で使うなら1プランで済ませることもできます。
また、Wi-Fiプランは1日単位で購入できるため、「毎日買わなければいけない」わけではありません。寄港地に行く日は現地のネット環境を使えるので、その日はWi-Fiを買わない。または、「初日だけ仕事のメールをチェックして、あとは完全オフラインで過ごす」という選択も可能です。
賢く使えば、通信費をかなり節約できます。
Wi-Fiを契約しなくても「無料でできること」
ここは、本当に知らないと損するポイントです。
多くの方が誤解しているのですが、Wi-Fiプランを購入しなくても、DCL公式アプリの基本機能は使えます。
船内では公式アプリが大活躍
ディズニークルーズライン公式アプリ(Disney Cruise Line Navigator App)は、乗船前にダウンロードしておくアプリです。このアプリは、船内Wi-Fiに接続していなくても、オフラインで多くの機能が使えるように設計されています。
具体的には、以下のような機能が無料で利用できます。
ショー、レストラン、イベントのスケジュール確認。その日にどんなエンターテイメントがあるのか、何時から始まるのか、すべてアプリで確認できます。
船内マップの閲覧。広い船内で迷子にならないよう、現在地を確認しながら目的地に向かえます。
予約しているダイニングの時間や席の確認。レストランローテーションの情報もここで見られます。
そして、最も便利なのが「船内チャット機能」です。
船内チャットが想像以上に便利
この船内チャット機能、本当に優秀です。
同じ客室に宿泊している家族は、自動的にグループチャットが作成されます。また、別の客室に宿泊している友人とも、IDを交換することでチャットができます。
船内は非常に広く、家族がバラバラに行動することも多いです。「今どこにいる?」「プールで待ってるね」「ショーが始まるから集合!」といった連絡を、リアルタイムで取り合えるのは、本当に助かります。
しかも、この船内チャットには、その航海限定の可愛いディズニーキャラクターのスタンプや絵文字が用意されていて、使っているだけで楽しい気分になります。
つまり、「船内での連絡を取り合うだけなら、Wi-Fi契約は不要」なのです。この事実を知っているだけで、数万円の通信費を節約できます。
船内Wi-Fiの接続方法(初めてでも簡単です)
実際にWi-Fiプランを購入して接続する方法は、とてもシンプルです。初めての方でも迷うことはありません。
乗船初日の設定手順
まず、乗船したらスマートフォンを「機内モード」にして、その上でWi-Fiだけをオンにします。これで、モバイルデータ通信(4G/5G)がオフになり、Wi-Fiだけが有効になります。
次に、DCL公式アプリを起動します。このアプリは、オフラインでも起動できるようになっています。
アプリのメニューから「Internet」または「Wi-Fi」を選択すると、利用可能なプランが表示されます。先ほど説明した3つのプラン(Stay Connected、Basic Surf、Premium Surf)の中から、自分の用途に合ったものを選びます。
プランを選択したら、客室番号を入力して購入します。支払いは、乗船時に登録したクレジットカードから自動的に引き落とされるので、その場で現金やカードを用意する必要はありません。
購入が完了すると、すぐにインターネット接続が有効になります。通信量や利用状況は、アプリ内でいつでも確認できます。
途中で追加購入も簡単
「最初は様子見で1日だけ買ってみよう」と思っていたけれど、やっぱりもう1日分欲しくなった——そんな時も、同じ手順で追加購入できます。柔軟に対応できるのは嬉しいポイントです。
実際の通信速度と体感——正直な感想
では、実際に使ってみると、どのくらいの速度感なのでしょうか。私の正直な体感をお伝えします。
メッセージ送信は問題なし
LINEやiMessage、メールといったテキストベースのメッセージは、ほぼ問題なく送受信できます。多少のタイムラグはありますが、「送れない」「届かない」ということはほとんどありません。
SNS閲覧は可能だが、画像が多いと遅め
InstagramやTwitter、Facebookなどは閲覧できます。ただし、画像が大量に表示されるタイムラインをスクロールすると、読み込みに時間がかかることがあります。
写真を1〜2枚投稿する程度なら、Basic SurfやPremium Surfで十分できます。ただし、複数枚の高画質写真を一度にアップロードしようとすると、かなり時間がかかります。
動画視聴はPremiumでも不安定な時間帯がある
これが一番厳しいポイントです。
Premium Surfプランでも、YouTubeやNetflixなどの動画をスムーズに視聴できるとは限りません。特に夜の時間帯(多くの人が部屋に戻ってWi-Fiを使う時間)は、混雑して速度が大幅に低下します。
動画視聴を楽しみにしている場合は、事前にダウンロードしておくことを強くおすすめします。
時間帯による速度差が大きい
朝の早い時間帯は、比較的空いているので快適です。逆に、夕食後から就寝前の時間帯は、多くの人がWi-Fiを使うため、速度が落ちやすいです。
重要なメールや仕事の連絡は、朝の時間帯に済ませておくと安心です。
寄港地でのネット事情【2025年版】
ディズニークルーズでは、途中で寄港地に立ち寄る航路が多くあります。その際、船を降りて観光を楽しむわけですが、ネット環境はどうなるのでしょうか。
船内Wi-Fiは寄港地では使えない
重要な注意点として、DCLの船内Wi-Fiは、船が寄港地に停泊している間は使えなくなります。つまり、陸地にいる間は、現地の通信手段が必要になります。
寄港地ごとのネット事情
航路によって寄港地のネット環境は大きく異なります。以下、代表的な航路ごとの状況をお伝えします。
カリブ海・バハマ航路
カリブ海クルーズでは、ナッソー(バハマ)やコスメル(メキシコ)などに寄港することが多いです。
ナッソーでは、フリーWi-Fiを提供しているカフェやレストランがありますが、非常に混雑していて、時間制限がある場合も多いです。また、接続が不安定なことも珍しくありません。
eSIM(スマホに内蔵された電子SIMカード)を使ってモバイルデータ通信を契約する方法もありますが、地域によっては電波が弱く、期待したほど使えないこともあります。
カリブ海クルーズでは、寄港地でのネット利用にあまり期待せず、オフラインでも楽しめる準備をしておくことが大切です。
アラスカ航路
アラスカクルーズは、ネット環境の面では比較的恵まれています。
アラスカは米国内扱いなので、米国対応のeSIMやモバイルデータプランが使えます。ジュノー、スキャグウェイ、ケチカンといった主要な寄港地では、問題なく通信できることが多いです。
クルーズの中で最もストレスが少ない航路と言えるでしょう。
ヨーロッパ(地中海)航路
地中海クルーズでは、バルセロナ、ローマ、アテネなど、ヨーロッパの主要都市に寄港します。
これらの都市部は通信環境が非常に良好で、EU対応のeSIMを使えば快適にインターネットが使えます。また、カフェやレストランのフリーWi-Fiも充実しているため、困ることはほとんどありません。
ヨーロッパクルーズは、寄港地でのネット利用が最も快適な航路の一つです。
シンガポール発着(アジア)航路
2026年から運航開始のディズニー・アドベンチャー号は、シンガポールを拠点としています。シンガポール自体は通信インフラが非常に発達しており、空港や街中で簡単にWi-Fiが使えます。
終日航海の航路なので、ネットに繋げたい方はDCLのWifiを必ず購入する必要があります。
通信トラブルを防ぐための準備リスト【乗船前に必ずチェック】
ディズニークルーズを最大限楽しむために、乗船前にしておくべき準備をまとめました。これをやっておくだけで、船上でのストレスが大幅に減ります。
乗船前に必ずやっておくこと
アプリとOSの自動更新をオフにする
船上でスマホのOSやアプリが勝手に更新を始めると、大量のデータ通信が発生してしまいます。Wi-Fiプランの通信量を無駄に消費しないよう、自動更新は必ずオフにしておきましょう。
iCloudやGoogleフォトの自動同期をオフにする
写真や動画を撮影すると、通常は自動的にクラウドに同期(アップロード)されます。これも大容量の通信が発生するため、船上では手動同期に切り替えておくことをおすすめします。
Googleマップをオフライン保存しておく
寄港地で観光する際、地図が見られないと困ります。事前に訪れる予定の都市のGoogleマップをダウンロードしておけば、オフラインでもナビゲーションが使えます。
音楽や動画を事前にダウンロード
船内で音楽を聴いたり、映画を観たりしたい場合は、乗船前にSpotify、Apple Music、Netflix、Amazon Prime Videoなどから事前にダウンロードしておきましょう。船上のWi-Fiでストリーミング再生するのは、かなり厳しいです。
持っていくと安心なアイテム
モバイルバッテリー
船内でスマホを頻繁に使うと、バッテリーの消耗が早くなります。客室に戻らなくても充電できるよう、モバイルバッテリーを持っていると安心です。
寄港地用eSIM
物理SIMカードを入れ替える手間がなく、スマホの設定だけで現地の通信が使えるeSIMは非常に便利です。AiraloやUbigi、Nomadなどのサービスで事前に購入しておくと、寄港地でもスムーズにネットが使えます。
Wi-Fi購入手順のスクリーンショット
初めて船内Wi-Fiを購入する際、手順を忘れてしまうことがあります。この記事の手順部分をスクリーンショットで保存しておくと、いざという時に確認できて便利です。
よくある質問と回答
Q: 家族全員分のWi-Fiを買うと高額になりますが、何か節約方法はありますか?
A: はい、あります。Wi-Fiプランは同時に使わなければ、ログアウトして別のデバイスに切り替えることができます。例えば、お父さんが朝にメールチェックをして、昼間はお母さんがSNSに写真を投稿する、といった使い方なら、1プランで済ませることも可能です。また、船内での連絡だけなら、無料の船内チャット機能で十分です。
Q: 仕事のメールを毎日チェックする必要があるのですが、どのプランがおすすめですか?
A: メールの送受信だけなら、Stay Connectedプラン(1日約12ドル)で十分です。ただし、添付ファイルが大きい場合や、資料をダウンロードする必要がある場合は、Basic Surf以上が安心です。また、朝の時間帯など、Wi-Fiが比較的空いている時間にまとめてチェックすると効率的です。
Q: 子どもがYouTubeを見たがるのですが、船上で見られますか?
A: Premium Surfプランを契約すれば、時間帯によっては視聴できることもありますが、安定して見られるとは限りません。おすすめは、乗船前にお気に入りの動画をスマホやタブレットにダウンロードしておくことです。これなら、いつでもどこでも見られます。
Q: 船内Wi-Fiは、日本にいる家族とビデオ通話できるレベルですか?
A: Premium Surfプランなら、一応可能です。ただし、時間帯や船の位置によっては、映像が途切れたり音声が遅れたりすることがあります。重要なビデオ通話は、寄港地で確実なネット環境を確保してから行う方が安全です。
まとめ|ディズニークルーズのネットは「割り切り」が最高の付き合い方
ディズニークルーズのネット環境について、たくさんお伝えしてきました。最後に、もう一度ポイントを整理しましょう。
ディズニークルーズでは、有料Wi-Fiプランを契約すれば、連絡を取ることができます。LINEでメッセージを送ったり、メールをチェックしたり、SNSに写真を投稿したりといった基本的な用途なら、十分に使えます。
ただし、地上と全く同じ快適さを期待すると、がっかりしてしまうかもしれません。動画のストリーミング再生や、大容量ファイルのやり取りは、あまり期待しない方が良いでしょう。
一方で、Wi-Fiプランを購入しなくても、船内チャット機能を使えば家族との連絡は取れますし、スケジュール確認や船内マップの閲覧もできます。「毎日Wi-Fiを買わなければいけない」わけではないのです。
そして、何より大切なのは、「スマホに縛られない時間を楽しむ」という視点です。
ディズニークルーズは、日常から離れて、ディズニーの魔法にどっぷり浸かれる特別な時間です。普段ならついついスマホを見てしまう時間も、船上では家族との会話や、美しい海の景色、素晴らしいショーやエンターテイメントに集中できます。
必要最低限の連絡手段は確保しつつ、それ以外の時間はデジタルデトックスを楽しむ——。
これが、「連絡が取れるか不安…」という気持ちを解消しつつ、ディズニークルーズを最大限楽しむための、最も賢いネットとの付き合い方だと、私は思います。
不安な気持ちは、きっと船に乗った瞬間に、ワクワクに変わります。
素敵な航海を!
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