香港ディズニーランド新パレード「Friendastic!」全フロート&登場キャラクター完全紹介

最前列で見上げると、首が痛くなるほど巨大なダッフィーのフロート。ズートピアのクロウハウザーが「のっそのっそ」と目の前を歩いていく迫力。そして、プリンセスたちが乗った煌びやかなお城のフロートがフィナーレを飾る感動。

香港ディズニーランドで2024年にスタートした新しい昼のパレード「Friendtastic!(フレンドタスティック!)」は、想像以上のスケールでした。実際に最前列で鑑賞した私が「これは香港でしか見られない」と確信したパレードです。

約15分間、次々と登場する11台の巨大フロート。ダッフィー&フレンズが別格の扱いで、ピクサー作品も幅広く登場。香港ディズニーに行くなら、絶対に外せないショーです。

この記事では、登場キャラクター、フロートの構成、写真映えする鑑賞ポイント、そして実際に見て分かった注意点まで、詳しく解説します。

「Friendtastic!」はどんなパレード?

香港ディズニー史上最大規模の昼パレード

「Friendtastic!」は、昼間に開催されるフレンドシップがテーマのパレードです。2010年の5周年パレード以来、実に14年ぶりとなる昼のパレードで、香港ディズニーランドの新たな名物になっています。

約15分間のパレードで、11台のフロートが次々と登場します。停止しないタイプのパレードなので、通り過ぎていく形式です。

香港ならではの特徴

迫力の超大型フロート:東京ディズニーランドのパレードと比べても、フロートのサイズが圧倒的に大きいです。最前列で見上げると、首が痛くなるレベルの高さ。

ダッフィー&フレンズの扱いが別格:香港ディズニーは、ダッフィー&フレンズの人気が非常に高いパーク。このパレードでも、ダッフィーたちが専用の巨大フロートで登場します。東京ディズニーシーでは、そもそもパレードをやっていないので、ダッフィーのパレードフロートが見られるのは香港だけです。

徒歩キャラクターやダンサー数も多く、華やか:フロートだけでなく、徒歩のキャラクターやダンサーも多数登場。近さを感じられるのが魅力です。

私が初めて見たとき、「これは日本では見られないスケール」と感動しました。特にダッフィーのフロートは、本当に大きくて圧倒されます。


フロート順に登場キャラクターを完全紹介

パレードは、ファンタジーランドからメインストリートへ向かって進みます。登場順にご紹介します。

1. ミッキーと仲間たち:豪華すぎるオープニング

最初に登場するのはもちろんミッキー&フレンズ。フロートがとにかく巨大で、最前列で見上げると首が痛くなるレベルの高さです。エントランスの象徴として相応しい、圧倒的存在感でした。

ミッキーはドラムを叩いていて、東京ディズニーシーの「ビッグバンドビート」が大好きな私にとっては、それだけで嬉しいフロートでした。ミニーはキーボード、デイジーはベース、ドナルドはサックス(またはバス?)、グーフィーはコントラバスを弾いています。

音楽隊をテーマにした楽しい演出で、パレードの幕開けに相応しい華やかさです。

2. チップ&デール&プルート:マーチング隊を率いて登場

徒歩で登場するプルート、そしてチップ&デール。本物のマーチングバンドのように隊列を引き連れており、音の迫力と動きがとても楽しいセクションでした。

チップとデールが観客に手を振りながら歩いてくる姿は、可愛くて思わず笑顔になります。

3. ズートピア:クロウハウザーの圧巻の存在感

ズートピアのダンサーが軽快に登場し、その後ろから…クロウハウザーが「のっそのっそ」と歩いて登場!「近い!大きい!」と感じる距離で、ズートピア好きにはたまらないシーンです。

私が見たとき、クロウハウザーが目の前を通り過ぎて、その大きさに驚きました。着ぐるみとは思えない、リアルなサイズ感です。

続いてジュディとニックのフロート。明るいズートピアシティがとても可愛いフロートでした。フロート後方には、可愛い「ハムスター隊」が続いていました。映画のワンシーンを思い出させる演出です。

4. ベイマックス:迫力のダンサーと安心感のフロート

ベイマックスのダンサーは近未来的な衣装で、動きがとても力強い印象。続くフロートにはもちろん、ベイマックス本人とその上にヒロが登場。癒し系と迫力が同時に味わえる構成になっていました。

ここからは小型フロートが続きます

5. トイ・ストーリー:ウッディ&バズの王道コンビ

ウッディとバズは観客とのアイコンタクトがとても多く、写真が撮りやすいセクションです。トイ・ストーリーファンなら、絶対に外せないフロートです。

6. モンスターズ・インク:大人気キャラクターたちが集合

サリー&マイクなど、モンスターズの仲間たちが登場。ランドールは隠れていました(笑)。映画の演出が活かされていて、面白いです。


7. 私ときどきレッサーパンダ(Turning Red)

「レッサーパンダのメイ」が登場。最近の作品のキャラに会えるのは香港ならではで、注目度が高い場面です。東京ではまだパレードに登場していないキャラクターなので、新鮮でした。

8. インサイド・ヘッド

ヨロコビとカナシミが元気いっぱいに登場。映画のカラフルさがそのまま再現されていて、とても華やか。子どもたちが「ヨロコビだ!」と叫んでいました。

9. カールじいさんの空飛ぶ家

ラッセルとカールじいさんが楽しそうにフロートに乗っていました。カールじいさんが穏やかに登場する癒しセクション。風船がたくさんついたフロートが可愛いです。

10. ミラベルと魔法だらけの家

ミラベルと、華やかな衣装のダンサーが登場。色彩がとても鮮やかで、写真映え抜群。フロートも細部まで作り込まれており、つい見入ってしまう美しさです。マドリガル家がみんないるのが可愛い。

映画の雰囲気そのままで、ファンにはたまらないフロートです。

11. ダッフィー&フレンズ:超巨大フロートがついに登場!

ついにお待ちかねの、ダッフィー&フレンズのフロートが登場。これが本当に大きい。最前列で見ていると、「視界の上限ギリギリまで見上げる」ほどの高さです。

ダッフィー、リーナベルが最も高いところにいて、シェリーメイ、クッキーアン、ステラ・ルーが正面にいます。フロートの右側にジェラトーニ、後ろにオル・メルがいます。

彼らの可愛さを「上からふわっと」振りまいてくれる感じで、香港ファンの熱狂がすごかったです。私も思わず「可愛い!」と叫んでしまいました。

徒歩のダンサーも熊さんの衣装でとっても可愛くて、このセクションだけでも価値があります。ダッフィー推しなら、このパレードを見るためだけに香港に行く価値があります。

オルメルの近くにはティッピーブルーもいます。

12. プリンセスたち:華やかなフィナーレ

最後は多くのプリンセスが登場し、パレード全体を美しく締めくくります。お城のデザインのフロートに、アナ&エルサをセンターとして、ジャスミン、白雪姫、ベル、ラプンツェルが乗っています。

衣装も煌びやかで、写真映えNo.1のフィナーレでした。プリンセス好きには、たまらない瞬間です。


鑑賞のコツとおすすめ撮影ポイント

最前列は大迫力だが「高さに注意」

超巨大フロートが多いため、最前列から見ると角度が急すぎて見えにくいキャラもいることを実感しました。特にダッフィーのフロートは、最前列だと上の方が見切れてしまうことも。

2列目や少し後ろからの方が、フロート全体が見渡せます。ただし、最前列の迫力は格別なので、一長一短です。

日陰になるポイントは早く埋まる

香港は日差しが強いので、日陰に当たる鑑賞エリアは人気。早めの場所取りがベストです。私が行った日は、開始30分前には日陰エリアが埋まっていました。

ダッフィー推しは「フロート中央付近」を狙う

特にリーナベルは向きが固定気味なので、中央エリアで待つとベストショットが撮りやすいです。フロートの進行方向に対して、正面から撮影できる位置がベストです。

停止は1度のみ、先頭はメインストリートの駅舎あたり

パレードは1度だけ停止します。先頭フロート(ミッキー)がちょうどメインストリートの駅舎あたりに来たときです。この位置で待っていれば、停止中にじっくり写真が撮れます。

ただし、停止時間は短いので、シャッターチャンスを逃さないように。

開始5分前でも最前列が取れることも

東京ディズニーランドと違って、香港ディズニーは開始5分前でも最前列で見ることができました。ただし、日陰側はさすがに埋まっていたので、日向なら余裕がある感じです。

実際に見て分かった注意点

フロートが大きすぎて、動画撮影が難しい

フロートが大きすぎて、スマホで動画を撮ろうとすると、フレームに収まりきらないことがあります。特にダッフィーのフロートは、全体を撮るのが困難です。

広角レンズのカメラがあると便利ですが、なければ少し後ろから撮影する方が良いでしょう。

徒歩キャラクターは一瞬で通り過ぎる

チップ&デールやプルートなどの徒歩キャラクターは、一瞬で通り過ぎていきます。写真を撮るなら、事前にカメラを構えておくことをおすすめします。

約15分間なので集中力を保って

パレード全体で約15分間。短いようで、次々とフロートが来るので、集中力を保つのが大切です。好きなキャラクターのフロートを見逃さないように、順番を事前に確認しておくと良いでしょう。


5. まとめ:「Friendtastic!」は香港でしか見られない価値がつまったパレード

パレード全体を通して感じたのは、「香港ディズニーランドはファンの"好き"への理解度が高い」という点でした。

超巨大フロートで迫力満点。ダッフィー&フレンズの扱いが別格で、ピクサー作品も幅広く登場。徒歩キャラクターも多く、近さを感じられる。すべてが揃った、完璧なパレードです。

香港に行くなら絶対に外せないショーで、これを見るために訪れる価値があると心から思います。私も次回の訪問では、また最前列で見たいと思っています。

ダッフィー推しの方、ピクサー作品が好きな方、プリンセスが好きな方。すべてのディズニーファンにおすすめできるパレードです。香港ディズニー旅行の計画を立てる際は、ぜひこのパレードを予定に入れてくださいね。


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