【初心者必見】ディズニークルーズのチップ完全解説|金額・支払い方法・追加&免除のやり方まで
アメリカといえばチップ文化。ディズニークルーズに初めて乗ったとき、正直一番モヤモヤとしたのが「チップってどうすればいいの?」という疑問でした。
クルーズ代に含まれていると思っていたけれど、最終日の前日の夜に封筒が配られてびっくりしました。「現金入れるの?それとも一緒に配られたカードだけ?」と頭の中はハテナだらけ。
私も初回は「えっ、これどうすればいいの?いつどこで誰に渡すの?」と戸惑ったので、この記事では実体験を交えながらわかりやすくチップ制度を解説していきます!これから初めて乗る方の参考になればうれしいです。
チップ、実際どうだった?
乗船前は「現金で渡すのかな?」と心配してドル札を用意していたのですが、結果からいうと全部カードで自動清算されました。
最終日の前夜、毎晩楽しませてくれたタオルアートの横に封筒と明細が届きました。
1枚の紙には、数日間お世話になったクルーの名前が印字されさらに下部に環境保護活動への寄付内容が印刷されています。
紙はミシン目で切り離せるようになっており、それぞれを個別に分けることが可能です。そしてそれぞれに対応する封筒が4つ付属しています。
私は最初「これって現金を入れなきゃいけないのでは?」と焦りましたが、実際はレシートを入れて手渡すだけです。お金はすでにカードに加算済みなので不要でした。
チップを渡す4人というのは、クルーズ中にお世話になった人たちです。
サーバー、アシスタントサーバー、ヘッドサーバー、ルームホステスの人たちです。
今回の航海でも、この4人には本当にお世話になりました。毎晩のディナーで料理を運んでくれたサーバーさんは、笑顔とともに「今日はどのメニューがおすすめか」を教えてくれてました。サーバーさんのおすすめの料理はハズレがなくて、たくさんあるメニューの中で美味しいものを食べることができました。飲み物を用意してくれたり料理を運んでくれたりしてくれたアシスタントサーバーさんは、グラスが空く前に次のドリンクは何か声をかけてくれたり気配りが印象的でした。さらに、ヘッドサーバーさんは食事の合間に翌日の予定を丁寧に教えてくれ、航海中の楽しみを一層膨らませてくれました。そして忘れられないのがルームホステスさんです。毎朝と夜に整えられたベッドはいつも清潔で、夜には可愛いタオルアニマルがベッドの上で待っていてくれるのです。毎晩食事の後部屋に帰るのが楽しみでした。
最終日に封筒を用意しながら、このクルーズが快適で心に残る時間になったのは、彼らのおかげだと改めて実感しました。
ディズニークルーズのチップはいくら?【2025年最新版】
私の場合:家族4人で4泊5日のクルーズ
▶ $14.50 × 4泊 × 4人 = $232.00
内訳はこんな感じでした(※1泊あたり1人分):
対象スタッフ | 役割 | チップ(1泊あたり) |
---|---|---|
ステートルーム担当(客室清掃) | お部屋の管理・清掃・ベッドメイキングなど | $4.75 |
サーバー(夕食時の担当) | メインの給仕 | $4.75 |
アシスタント・サーバー | 飲み物・前菜の提供 | $3.75 |
ヘッド・サーバー | 食事全体の調整・サポート | $1.25 |
合計 | - | $14.50 / 泊 / 人 |
封筒はいつ渡す?私のおすすめタイミング
私は最終日の夜のディナーで渡しました。スタッフ全員に会えるし、ゆっくりお礼が言えます。
一度だけ渡しそびれてしまったときがあり、そのときは翌朝の朝食で渡しました。ただ、朝はバタバタして会えないこともあるので、夜の方が安心です。
私は一度、渡すのをうっかり忘れてしまったこともあります。渡せなくても自動加算されているので安心ですが、下船の時に入れるボックスがある場合もあるのでそこでも!
お金はもう払われているので、これは感謝の気持ちを“見える形”で渡すためのアイテムという感じです。
ディナーのとき、担当のサーバーに封筒を渡して「Thank you!」と伝えると、にっこり笑顔で「It was my pleasure!」と言ってくれました。ちょっと照れくさかったけど、温かいやり取りで心に残っています。
実体験からのアドバイス:こんな場合に追加チップ!
基本のチップは自動で払われていますが、私は特別な対応をしてもらったときには現金を添えて渡しました。
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子どもの食べ物アレルギーに細かく対応してくれたサーバー
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船酔いで部屋にいたとき、お水と薬を持ってきてくれたキャスト
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寒いデッキで震えていたら、さっとブランケットを用意してくれたスタッフ
こんな「心配り」があったとき、$10~20を封筒に入れて、手書きで「Thank you!」と添えると、とても喜んでくれました。
チップの変更方法
クルーズ中にゲストサービスデスク(デッキ3など)に行けば、チップ金額の変更、削除、追加ができます。不満がある場合は減額や免除も可能ですが、サービスに感謝する文化のため、正当な理由がない限りは減額しないのがマナーとされています。
有料レストランやアルコール注文時の“追加チップ”にも注意!
ディズニークルーズでは、基本的なチップ(ルーム担当・テーブル担当など)は自動加算されますが、以下のような追加料金が発生する場面では、別途チップが必要になります:
パロ・レミーなどの有料レストラン利用時
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有料ダイニング(Palo / Remy / Palo Steakhouseなど)を利用した場合は、料理代とは別に、担当サーバーへの追加チップ(推奨:1人10〜20ドル)を現地で支払うのがマナーです。
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食事代にサービス料が含まれていることもありますが、「料理が素晴らしかった」「サービスが丁寧だった」などの理由でさらに追加する方も多いです。
アルコールやバーの利用時
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アルコールやカクテルなどの注文には、自動で18%のチップが加算されることが多いです。
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レシートには「Gratuity(チップ)」の項目が記載されているため、追加でチップを渡す必要は原則ありませんが、特別な対応を受けた場合は1〜2ドルを上乗せすることも。
💡 ポイント:
クルーズ中に提供される無料レストランやソフトドリンクには追加チップ不要ですが、有料レストランやバーの利用時は「自動で加算されているか」「追加した方がいいか」を確認するクセをつけましょう。
チップの注意点とよくある質問
→ はい、子どもも1人分としてカウントされます。3歳の子でも客室・食事のサービスを受けるため、チップが加算されます。
Q. 無料で利用できるレストランにもチップが必要?
→ ローテーションダイニング(夕食)に関わるスタッフに対して、まとめてチップが発生します。追加注文してもチップ額は変わりません。
Q. コンシェルジュやアッパーデッキの宿泊者は?
→ チップ単価が$15.50/泊/人にアップしますが、専用スタッフがつくなどサービスが格段に向上します。
まとめ|ディズニークルーズのチップ制度を知って、より快適な旅を!
ディズニークルーズのチップ制度は、アメリカのサービス文化そのもの。
「現金用意しなきゃ…」と焦る必要はありません。
基本はすべて自動清算ですし、「ありがとう」の気持ちがあれば充分です。
特別なサービスを受けたときは、少し現金を添えるとより喜んでもらえます。
チップのルールを知っておけば、不安なくクルーズを楽しめます