海外旅行保険はクレカだけで大丈夫?実際に使っている3枚のカードと追加保険の考え方
海外旅行保険は毎回入らなくていい?
クレカ3枚を賢く組み合わせる方法
費用を抑えながら、しっかりと安心を確保する。実際に実践している保険の考え方をすべてシェアします。
クレジットカード保険を「重ねる」という発想
海外旅行保険は、保険会社の商品に加入しなければいけない、というわけではありません。実はクレジットカードに付帯している海外旅行保険は、複数のカードを持つことで補償額を合算できるというルールがあります。
たとえば、Aカードの医療補償が100万円、Bカードの医療補償が200万円であれば、合わせて300万円の補償として使えるケースがあります(※カード会社・保険会社によって異なります)。この「重ねる」発想を活用することで、保険料を大幅に抑えながらも、一定の安心感を確保できるのです。
実際に使っている3枚のカードと特徴
私が現在メインで使っているのは以下の3枚です。それぞれの役割が少しずつ異なるため、組み合わせることで補償のバランスが取れています。
なぜこの3枚を選んでいるのか
ANAカードはANAマイルを貯める目的でも使っているカードですが、自動付帯の保険がしっかりしているため、旅行に使わなくても保険が発動するのが大きな利点です。これをベースに、エポスカードで医療補償を上乗せし、セゾンゴールドアメックスで遅延系のカバーを補う、という構成になっています。
カードそれぞれが「得意分野」を持っているため、組み合わせると補償の穴が少なくなるのがポイントです。1枚では心もとなくても、3枚重ねることで、多くの旅行では十分なカバーが得られます。
追加保険が必要になるケース
クレジットカードの保険だけで十分な旅行も多いのですが、以下のような場合は保険会社の海外旅行保険を別途追加するようにしています。
長期旅行(1ヶ月以上など)/アメリカへの渡航/クルーズ旅行/家族連れの旅行など、何かあったときのリスクが高い場面では、追加保険を強くおすすめします。
特にアメリカは、救急車を呼んだだけで数十万円、入院ともなれば数百万円以上の医療費が発生することもある国です。クレジットカードの補償額では到底カバーしきれないケースもあるため、アメリカ旅行だけは追加保険をほぼ必ず検討するようにしています。
追加保険を選ぶ際は「HIS たびほ」を主に利用しています。ネットで簡単に加入でき、利用回数に応じた割引もあるため、頻繁に海外旅行をする方には特に使いやすいサービスです。また、複数の保険を比較してから選ぶようにしているので、比較サイトも活用しています。
保険を選ぶときに見るべきポイント
保険を選ぶとき、すべての補償項目を同じ重さで見る必要はありません。旅行で本当に困る場面を想像したとき、最も重要なのはやはり「急な病気やケガへの対応」です。
傷害・疾病治療費が最優先
海外では言葉の壁もあり、病院にかかるだけでストレスがかかります。そこに費用の不安が重なると、必要な治療を受けるのをためらってしまうことも。だからこそ、傷害・疾病治療費は数百万円〜無制限に近い補償があるものを選ぶようにしています。この部分を厚くしておけば、いざというときも安心して病院に行けます。
死亡補償は「1つ」しか受け取れない
意外と知られていないのですが、海外旅行保険の死亡・後遺障害補償は、複数のカードや保険に加入していても、最も高い1つからしか支払われないというルールがあります。そのため、複数のカードを持っていても死亡補償の合算はできません。
このルールを知っていると、追加保険を選ぶ際に死亡補償を重視する必要がないことがわかります。ANAカードですでに死亡補償がある程度確保できているので、追加保険では死亡補償が低めのプランを選び、その分を傷害・疾病治療費に充てるプランを選ぶようにしています。
傷害・疾病治療費は数百万円以上(可能なら無制限に近いもの)を確認する
死亡補償はクレカで確保済みなら、追加保険では低めでOK
アメリカなど医療費が高い国は治療費補償を特に重視する
クレカの補償が薄い項目(遅延など)は追加保険で補う
まとめ:私の海外旅行保険の考え方
複雑に見える海外旅行保険も、考え方を整理すればシンプルです。
海外旅行保険は「高いものを買えば安心」というわけではなく、自分の旅行スタイルと補償内容のバランスを見極めることが大切です。クレジットカードの保険を賢く活用することで、費用を抑えながら必要な安心をしっかり確保できます。ぜひ次の旅行の前に、今持っているカードの保険内容を確認してみてください。思った以上にカバーされていることに気づくかもしれませんよ。