ディズニー・アドベンチャー号 Category 11A(インサイドステートルーム)宿泊レポート

ディズニー・クルーズ・ラインの新造船「ディズニー・アドベンチャー号」に乗船し、今回は Category 11A(Inside Stateroom) に宿泊しました。

ディズニークルーズの客室選びでは、

  • 「せっかくのクルーズだから海の見える部屋にしたい」
  • 「でも客室は寝るだけだから、できるだけ料金を抑えたい」
  • 「インサイドルームって実際どのくらいの広さなの?」
  • 「11Aでも快適に過ごせる?」

と悩む方も多いのではないでしょうか。

ディズニー・アドベンチャー号には、オーシャンビューやバルコニー付きの客室だけでなく、比較的リーズナブルに宿泊できるインサイド客室も用意されています。

今回宿泊したのは、その中でも最も安いCategory 11A。

この記事では、実際に11Aに宿泊して感じた客室の広さや設備、ベッドまわり、収納、バスルーム、そして「インサイドルームに泊まってみて実際どうだったのか」まで詳しく紹介します。

ディズニー・アドベンチャー号 Category 11Aとは?

今回宿泊したのは、ディズニー・アドベンチャー号のInside Stateroom Category 11Aです。

11Aは、名前の通り外側に窓がないインサイド客室。巷で、奴隷部屋と呼ばれている部屋になります。

ディズニー・アドベンチャー号では、Category 11AはDeck 9、10、11、12、13、15、16に設定されています。一般的な客室は最大4名まで宿泊でき、広さは約145~165平方フィート(約13.5~15.3㎡)です。

客室には外向きの窓がないため、もちろん海の景色を部屋から見ることはできません。

その代わり、オーシャンビューやバルコニー付きの客室と比較すると、客室料金を抑えやすいのが大きな魅力。

ディズニークルーズでは、ショーを見たり、レストランで食事をしたり、キャラクターグリーティングに参加したり、船内を散策したりと、客室の外で過ごす時間がかなり多くなります。

そのため、

「部屋は寝る場所と割り切る」

というタイプなら、11Aはかなり合理的な選択肢です。

ドアを開けてみると?

実際に部屋に入ってまず感じたのは、寝台列車みたいということです。

細長いソファが2台と、手前にバス・トイレ別の水回りという配置になっていました。

インサイド客室でも必要なものはしっかり揃っています。

もちろん窓がないので、デスティニー号のCategory 9Bのような開放感はありません。

一方で、クルーズ中は思っていた以上に客室にいる時間が短く、朝起きて準備をしたら船内へ。

日中もアクティビティや食事、キャラクターグリーティングなどを楽しみ、夜に部屋へ戻ってくるという過ごし方になりました。

そう考えると、「寝る・着替える・荷物を整理する」という用途では、11Aでも十分だと感じました。

客室のベッド|4人まで宿泊可能

Category 11Aのベッドは、一般的なホテルの客室とは少し違ったクルーズ船らしい構成になっています。

基本的にはベンチベッドが2台あり、さらに壁から引き出して使う上段ベッドが2台用意されています。

最大4名で利用できる客室なので、家族旅行などにも対応できる作りです。

昼間はベッドを収納しておけば、客室内を比較的すっきり使うことができます。

夜になるとベッドをセットして就寝。

ディズニークルーズでは、夜に客室へ戻るとベッドメイキングが済んでいるだけでなく、翌日の準備まで整っていることも多いので、クルーズ旅行ならではの快適さがあります。

2人で利用する場合は、上段ベッドは収納したままにして、下のベッドだけを使うという使い方がとても快適でした。荷物を置く場所が増えて良いです。

上段ベッドには「アナと雪の女王」のイラストが描かれているので、上段ベッドを展開すると、そのイラストは見えなくなってしまいます。

また、下のソファベッドはソファの上に薄いマットレスを敷いているだけなので、どちらかというと上段ベッドの方が寝心地が良かったです。

窓はありません|インサイド客室ならではの特徴

11Aを選ぶうえで、最も大きなポイントになるのが窓がないことです。

オーシャンビュー客室なら、朝起きてカーテンを開ければ海が見えます。

一方、11Aでは外の景色を見ることはできません。

寄港地に到着したときも、出港するときも、部屋から海を眺めるという楽しみ方はできません。

ここはオーシャンビューやバルコニー付き客室との大きな違いです。

ただ、実際にクルーズを過ごしてみると、景色を見る場所は船内のデッキやプールなどにもたくさんあります。

むしろ、

「景色は部屋ではなく船の上で楽しむ」

と割り切ってしまえば、それほど気になりませんでした。アドベンチャー号は海が見える客室が少ないので、海が見たい場合は外側の客室を予約する必要があります。

インサイド客室ならではのメリットも

窓がないというとデメリットのように感じますが、実はインサイド客室ならではのメリットもあります。

そのひとつが、外からの光が入ってこないこと。

朝になっても客室内が明るくならないので、ゆっくり寝たい場合には意外と快適です。

クルーズでは夜までショーやイベントを楽しむことも多く、部屋に戻る時間が遅くなることもあります。

朝の光で自然に目が覚めるのではなく、自分で起きる時間を決められるのはインサイド客室の良いところ。

「朝はゆっくり寝たい」という方には、むしろ相性が良い客室だと思います。

収納スペースはどう?

クルーズ旅行では、衣類だけでなく、お土産や船内でもらうものなど、日を追うごとに荷物が増えていきます。

そのため、客室の収納スペースはかなり重要です。

Category 11Aにはクローゼットが用意されており、衣類を収納できます。

クローゼットは2段になっており、ハンガーは20本くらいありました。片方がボトムスを干せるタイプになっているのも便利です。クローゼットの横にもそれなりに大きな収納スペースが4段あるので、ここに大きなリュックなどをしまえますし、洋服もここに収納できます。

また、ソファの下にはスーツケースなどの大きな荷物を収納できるスペースがあります。

ただし、片方のソファの下には上段ベッド用の梯子があるため、そちら側のベッド下は使えないことがわかりました。

クルーズではスーツケースを客室内に広げたままにしておくと、ただでさえ限られた床面積がさらに狭くなってしまいます。

乗船したら、スーツケースはできるだけソファ下へ。

衣類はクローゼットや収納スペースへ移してスーツケースを片付けてしまうと、客室内をかなり使いやすくできます。

*冷蔵庫の横にも2段の収納スペースがあり、ここも使いやすかったです。

ソファの近くにはテーブルもありました。ここにコンセントがあるのでとても便利です。

椅子と机も一つずつありましたが、あまり使いませんでした。

客室内の設備

Category 11Aには、クルーズ滞在に必要な基本的な設備が揃っています。

USBポートやUSB-Cポートが用意されているので、スマートフォンなどの充電にも対応。

さらに、テレビ、ミニ冷蔵庫、セーフティボックス、ドライヤー、電話、個別空調なども備えられています。

クルーズ中はDisney Cruise Line Navigatorアプリを使って、船内のスケジュールを確認したり、レストランやショーの情報をチェックしたりすることが多くなります。

そのため、スマートフォンの充電環境はかなり重要。

USBとUSB-Cの両方に対応しているのは便利でした。

またベッドサイドのライトにはUSB-A端子が付いていたので、ベッドの近くに携帯を置くことができました。上段ベッド側にもあるので、上段を使う人も安心です。

また、他のディズニークルーズにはないものとして、コーヒーメーカー(電気ケトル)が置いてありました。部屋でいつでもコーヒーを飲めます。BACHAコーヒーの袋が置いてあります。

TWGの紅茶もセットされていました。

バスルーム|11Aはどうなっている?

ディズニー・アドベンチャー号の通常の客室では、バス・トイレ・洗面が分かれているスプリットバス仕様が採用されている客室が多くあります。

2人ならそれほど問題ありませんが、3~4人で利用する場合は、誰かがシャワーを使っている間でも洗面やトイレを同時に使える点がメリットです。

家族4人などで利用する場合は、この点は客室選びの際にチェックしておきたいところです。

シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ボディローションが備え付けられており、トイレ側にはハンドソープが置いてありました。

収納スペースもそれなりに確保されていて便利でした。

アメニティも一通り揃っています

客室には、クルーズ滞在に必要な基本的なアメニティが用意されています。

タオル類はもちろん、シャンプーやコンディショナーなどのバスアメニティも用意されています。

また、ドライヤーも客室に備え付けられています。

荷物をできるだけ減らしたい場合には、こうした備え付け設備を事前に確認しておくと安心です。

それ以外のものはありません。歯ブラシなどは持参しましょう。

Category 11Aに泊まって感じたメリット

ここからは、実際に11Aに宿泊して感じたメリットをまとめます。

① 客室料金を抑えやすい

11A最大のメリットは、やはり価格を抑えやすいこと。

オーシャンビューやバルコニー付きの客室と比べると、客室そのものにかける費用を抑えられます。

その分を、クルーズの食事やオプショナルな体験、旅行全体の費用などに回せるのは大きなポイントです。

② 部屋にいる時間が短いクルーズと相性が良い

ディズニークルーズでは、客室の外でやることが本当にたくさんあります。

レストラン、ショー、キャラクターグリーティング、プール、船内イベントなどを楽しんでいると、気づけば一日が終わっています。

そのため、客室で海を眺めながら長時間過ごす予定がなければ、11Aでも十分。

「客室は寝るための場所」と考えるなら、かなり合理的です。

③ 朝の光を気にせず眠れる

窓がないので、朝になっても部屋の中が明るくなりません。

夜遅くまで遊んだ翌日に、ゆっくり寝たいときには意外とありがたいポイントです。

④ ディズニークルーズそのものを楽しむことに集中できる

客室のグレードを上げることももちろん魅力ですが、ディズニークルーズの場合は、船そのものにたくさんの楽しみがあります。

客室に予算をかけるより、船内で過ごす時間を充実させたい。

そんな考え方なら、11Aは非常に相性の良い客室です。

⑤ スプリットバスルーム

アドベンチャー号ではどの部屋でもスプリットバスルームなので、安い部屋に泊まっても高い部屋に泊まっても水回りの快適さが変わらないのは良い点です。

トイレ側の洗面台は少し小さいですが、それでも別れていることで歯磨きを同時にできたりして便利です。

バスルームがシャワーのみなのはCategory 11Aのデメリットかもしれません。アドベンチャー号では、コンシェルジュ以上の客室でないとバスタブは付いていません。

Category 11Aのデメリット

もちろん、デメリットもあります。

① 海が見えない

一番わかりやすいデメリットです。

「せっかくクルーズに乗るなら、部屋から海を見たい」という方には、やはりオーシャンビュー以上がおすすめです。

特に、朝起きて海を見る時間を楽しみにしている方には、11Aでは物足りなく感じる可能性があります。

② 客室はコンパクト

11Aの通常客室は約145~165平方フィートなので、オーシャンビューやバルコニー付き客室と比べるとコンパクトです。

2人で利用するなら大きな問題になりにくいですが、4人で利用する場合は荷物の整理が重要になります。

特にスーツケースを床に広げっぱなしにすると、かなり手狭に感じると思います。

3人での利用でも手狭に感じるので、4人での宿泊を快適にできるのは、荷物が少なめの家族連れなどに限られると思います。

こんな人にCategory 11Aがおすすめ

Category 11Aは、こんな方におすすめです。

  • ディズニークルーズの宿泊費をできるだけ抑えたい
  • 客室より船内アクティビティを重視したい
  • 部屋は寝る場所と割り切れる
  • 海はデッキから楽しめれば十分
  • 朝は明るくならない部屋でゆっくり眠りたい
  • 2人程度での利用を考えている

逆に、

  • 「部屋から海を眺めたい」
  • 「客室でゆっくり過ごしたい」
  • 「バルコニーでのんびりしたい」

という方は、オーシャンビューやバルコニー付き客室を選んだほうが満足度は高いと思います。

まとめ|Category 11Aは「部屋より船を楽しみたい人」におすすめ

ディズニー・アドベンチャー号のCategory 11Aに実際に泊まってみて感じたのは、「インサイドだからといって、クルーズを楽しめないわけではない」 ということでした。

もちろん、窓がないので海を見ることはできません。

客室もオーシャンビューやバルコニー付きと比べるとコンパクトです。

それでも、ディズニークルーズでは客室の外で過ごす時間がとても長くなります。

ショーを見て、レストランで食事をして、キャラクターに会って、船内を歩いて……と楽しんでいると、部屋に戻ってくるのは基本的に寝る時間。

そう考えると、客室にかける費用を抑えて、ディズニー・アドベンチャー号そのものを思い切り楽しむという選択肢として、11Aは十分アリだと感じました。

「クルーズ初心者だから、まずはリーズナブルな客室から試してみたい」という方にも、候補に入れてほしいカテゴリーです。

一方で、クルーズ旅行そのものが「海を眺めながら部屋で過ごす時間」も含めて楽しみたい旅行なら、オーシャンビュー以上を選ぶ価値があります。

結局のところ、客室選びで大切なのは「どの部屋が一番良いか」ではなく、自分がクルーズ中に客室でどんな時間を過ごしたいか。

ディズニー・アドベンチャー号では、客室のカテゴリーによってかなり価格差が出ることもあるので、船内での過ごし方と予算を考えながら選ぶのがおすすめです。


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