香港ディズニーランド20周年を徹底レポ|最新デコレーション・ショー・パレード完全ガイド
2025年6月28日、香港ディズニーランドが20周年を迎えました。パーク全体が華やかな装飾で彩られ、特別なショーやパレードが次々と登場しています。
私が実際に現地で体験して感じたのは、「これまでの香港ディズニーとは別物」というほどのパワーアップぶり。特に城前ショー「Disney Friends live party at the castle!」は感動しすぎて、滞在中に2回も観てしまいました。
この記事では、20周年イベントの見どころ、ショーやパレードの鑑賞ポイント、撮影のコツまで、現地で体験したからこそ分かる情報を詳しくお伝えします。
パーク全体を彩る20周年デコレーション
パークに入った瞬間から始まる祝祭ムード
香港ディズニーランドのゲートをくぐった瞬間、いつもとは違う華やかな雰囲気に包まれます。20周年を祝うデコレーションがパーク全体に散りばめられていて、どこを歩いても「特別な年」を感じられるんです。
特にシンボルとなるのが、キャッスル・オブ・マジカル・ドリームズ前の巨大デコレーション。鮮やかなカラーとキラキラした装飾は、写真映え抜群。私も思わず立ち止まって、何枚も写真を撮ってしまいました。「20」という数字が大きくデザインされていて、記念写真にぴったりの場所です。
メインストリート周辺やお城前には、20周年ロゴ入りのデコレーションが多数設置されています。歩いているだけで自然と写真を撮りたくなる場所だらけで、カメラのシャッターを切る手が止まりません。
朝の時間帯は撮影のゴールデンタイム
デコレーションの写真を撮るなら、絶対に午前中がおすすめです。理由は3つあります。
まず、午前中は逆光になりにくく、写真が最もキレイに撮れます。太陽の位置が低すぎず高すぎず、ちょうど良い光加減なんです。お昼過ぎになると逆光で顔が暗くなったり、影が強く出すぎたりするので、午前中の方が圧倒的に有利です。
次に、多くのフォトスポットがまだ空いています。開園直後から午前10時くらいまでは、人気のデコレーション前でも比較的スムーズに撮影できます。昼過ぎになると観光客が増えて、1枚撮るのに10分待ちなんてこともザラです。
そして、ガラスアート系のデコレーションは光の入り方が本当に綺麗なんです。朝の柔らかい光がガラスに反射して、キラキラと輝く様子は午後には見られない美しさ。これを逃す手はありません。
日中と夜で表情を変えるアート
パーク内には、ガラス細工で作られた20周年限定のデコレーションがいくつも設置されています。グルート、バンビ、プアなど、キャラクターの世界観に合わせた繊細な造形が本当に美しいんです。
日中の透明感も素敵ですが、真価を発揮するのは夜です。ライトアップされると、ガラスがキラキラと輝いて一層華やかに。まるで宝石のように輝く様子は、思わず息を飲むほどでした。
夜のパーク散策は、こうしたデコレーションを探しながら歩くのがおすすめです。昼間は気づかなかった場所に、夜だけ輝くデコレーションがあったりして、宝探しみたいで楽しいですよ。
絶対に見るべき城前ショー「Disney Friends live party at the castle!」
何回観ても飽きない感動のパフォーマンス
この20周年イベントで最もおすすめしたいのが、キャッスル前で行われる「Disney Friends live party at the castle!」です。約15分という短い時間ですが、4人のシンガーと6人のダンサーによるパワフルなパフォーマンスに、心が震えました。
ショーの基本情報をまとめておきます。場所はキャッスル・オブ・マジカル・ドリームズ前、上演時間は約15分、1日5回前後上演されます。出演キャラクターは、ミッキー&フレンズ、ダッフィー&フレンズ、ディズニープリンセスなど豪華メンバーです。
ショーの基本情報
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場所:キャッスル・オブ・マジカル・ドリームズ前
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上演時間:約15分
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上演回数:1日5回前後
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出演:ミッキー・ミニー・ドナルド・グーフィー、ダッフィー・リーナベル・シェリーメイ・ステラルー、オーロラ・ティアナ・ベル
鑑賞のベストタイミングは昼間
1日に5回ほど上演されているので、好きな時間に観られるのが嬉しいポイントです。ただし、撮影を重視するなら昼間の回を強くおすすめします。
夜の時間帯になると、ステージがライトアップされて確かに綺麗なんですが、写真がうまく撮れないんです。キャラクターの顔が明るすぎて白飛びしたり、逆に背景が暗すぎたり。スマホのカメラだと特に厳しいです。
場所取りのコツ
開演の15分前に到着すれば、比較的良い場所がみれます。東京ディズニーのように開演1時間前から場所取りする必要はありません。香港ディズニーはコンパクトなパークなので、人の密集度も東京ほどではないんです。ステージ正面中央がベストポジションですが、少し横からでも十分楽しめます。キャラクターが左右に動くので、端の方からでも見える瞬間があります。私は2回目を右側から観ましたが、意外と良い角度で観られました。
ナイトショー「Momentous」20周年版
ドローンとプロジェクションの融合
夜の定番ショー「Momentous」が、20周年を記念して特別バージョン「Momentous: Party in the Night Sky!」としてパワーアップしました。これがまた、本当に圧巻なんです。
まず10分間のドローン演出から始まります。空全体がスクリーンになったような、ダイナミックな映像と音楽。何百台ものドローンが空に描き出す20周年ロゴやディズニーキャラクターのシルエットは、思わず声が出るほど美しかったです。
ドローン演出が終わると、通常のMomentousがスタート。ただし、これも特別バージョンになっていて、メインストリートUSAまで広がる大規模プロジェクションマッピングが追加されています。お城だけでなく、周辺の建物すべてに映像が映し出される様子は、従来のMomentousとはまた違った感動がありました。
「スペシャルバージョン」とアナウンスがあった日は、20周年特別バージョンが観られる印です。毎日やっているわけではないようなので、公式アプリで事前にチェックすることをおすすめします。
鑑賞位置は少し後ろがベスト
ドローン演出をしっかり観たいなら、お城の真ん中にある花壇より後ろで観ることを強くおすすめします。お城に近すぎると、ドローンが視界に入らず、首を後ろに倒しても見えないんです。
2回目は花壇の後ろから観たら、ドローンも城も両方バッチリ見えて最高でした。プロジェクションマッピングも角度が良く、全体を見渡せます。少し遠くても、十分迫力は感じられるので心配無用です。
史上最大規模の昼パレード「Friendtastic!」
香港ディズニー史上最大の新パレード
2010年の開園5周年パレード以来、なんと15年ぶりとなる昼のパレードが登場しました。その名も「Friendtastic!(フレンドタスティック!)」。香港ディズニーの特徴でもある「フレンドリー」という言葉がタイトルに入っているのが、いかにも香港らしくて素敵です。
11台ものフロートが登場する大規模な演出で、ミッキーやミニーはもちろん、ダッフィー&フレンズ、ディズニープリンセス、さらにはアナとエルサ、ズートピアのジュディとニック、ベイマックス、ミラベル、トイストーリーのウッディとバズ、モンスターズ・インクのマイクとサリー、私ときどきレッサーパンダのメイリン、インサイド・ヘッドのヨロコビとカナシミ、カールじいさんと空飛ぶ家のダグまで登場します。
「こんなに豪華なパレード、東京でも見たことない」と思うほどのキャラクター総出演。フロートも大きくて迫力があり、音楽も明るくてノリノリ。観ているだけで元気が出てくるパレードでした。
最前列は開始5分前でもOK
東京ディズニーだと、パレードの最前列を取るには開始1時間前から場所取りが必要ですよね。でも香港ディズニーは違います。開始5分前でも、最前列で観られることが多いんです。
私も「本当かな?」と半信半疑で開始5分前に行ってみたら、普通に最前列が空いていました。ただし、日陰側はさすがに埋まっていたので、日向なら余裕があるという感じです。真夏は暑いかもしれませんが、それでも最前列で観られるメリットの方が大きいと思います。
パレードのルートは、ファンタジーランドからメインストリートへ向かって進みます。おすすめ鑑賞位置は、メインストリート入口付近です。このあたりで先頭フロートのミッキーフレンズが停止します。
登場フロート:ズートピア、ベイマックス、ミラベルと魔法の家、トイストーリー、モンスターズインク、私ときどきレッサーパンダ、インサイド・ヘッド、カール爺さんと空飛ぶ家、ミッキーフレンズ、ディズニープリンセス
20周年限定グッズとフード
可愛すぎる限定グッズ
パーク内のショップには、20周年限定デザインのグッズが並んでいます。ぬいぐるみ、ピンバッジ、マグカップ、Tシャツなど、どれも可愛くて全部欲しくなってしまいます。
特に人気なのが、20周年コスチュームを着たミッキー&ミニーのぬいぐるみ。お店に入った瞬間、多くの人がこのぬいぐるみを抱えているのを見て、「やっぱり人気なんだ」と納得しました。私も迷わず購入。部屋に飾っておくだけで、香港ディズニーの思い出がよみがえります。
ピンバッジもコレクターには嬉しいアイテム。20周年限定デザインは、数年後にはプレミアがつくかもしれません。私は記念に3つ購入しました。
特別なデザインのフード
レストランやフードワゴンでも、20周年限定メニューが登場しています。見た目が可愛いだけでなく、味もしっかり美味しいのが嬉しいポイント。
私が食べたのは、20周年ロゴが入ったカップケーキ。ピンクとゴールドのデコレーションが華やかで、食べるのがもったいないほどでした。味はバニラベースで、甘すぎず食べやすかったです。
他にも、20周年デザインのポップコーンバケットや、特別なドリンクカップなど、持ち帰りたくなるアイテムがたくさんあります。食べ歩きしながらパークを散策するのも、20周年イベントの楽しみ方のひとつです。
お喋りするゴミ箱も20周年仕様
香港ディズニーランドの名物といえば、お喋りするゴミ箱「Push」。このPushも20周年仕様にデコレーションされていました。普段はシンプルな見た目ですが、カラフルな装飾が施されていて、いつも以上に可愛くなっています。
Pushに話しかけると、いつものように返事をしてくれるだけでなく、20周年を祝うメッセージを言ってくれることも。英語や広東語で話しかけてくるので、何を言っているか分からなくても、その陽気な雰囲気に笑顔になります。
効率的な回り方と撮影のコツ
1日で全部楽しむモデルコース
20周年イベントを効率的に楽しむなら、以下のような流れがおすすめです。
午前中は、デコレーションの撮影をしながらパーク散策。お城前やメインストリートの20周年デコレーションは、この時間帯が一番綺麗に撮れます。人も少ないので、じっくり撮影できます。
昼前に「Follow Your Dreams」を鑑賞。昼間の回なら撮影もバッチリです。ショーが終わったら、そのまま周辺でランチを取るのが効率的。
午後は、昼パレード「Friendtastic!」を鑑賞。開始5分前に到着すれば、良い場所が取れます。パレード後は、アトラクションを楽しんだり、グッズショッピングをしたり。
夕方は、ガラスデコレーションが徐々にライトアップされ始める時間帯。この時間から夜にかけて、デコレーション巡りをすると、昼と夜の両方の表情が楽しめます。
夜は、ナイトショー「Momentous」20周年特別版を鑑賞。お城の花壇より後ろから観るのがポイントです。
まとめ|20周年の香港ディズニーランドは“特別感”の宝庫
香港ディズニーランド20周年イベントは、ショー、パレード、デコレーション、グッズのすべてが充実していて、どの時間帯でも見どころが溢れています。
特に「Disney Friends live party at the castle!」は、滞在中に2回も観てしまうほど魅力的でした。15分という短い時間ですが、その密度の濃さは他のショーと比べても群を抜いています。周年ならではの華やかさを存分に楽しめるイベントです。
ナイトショーのドローン演出も、今年だけで見られなくなるのが勿体ないと感じるほどの完成度。昼パレードも15年ぶりということで、今しか体験できない特別感があります。
2025年のうちに、ぜひ香港ディズニーランドを訪れてみてください。20周年の特別な雰囲気に包まれた、忘れられない思い出が作れるはずです。
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