【完全ガイド】ディズニークルーズで出会う“心あたたまる交流”|ピクシーダスト・ドアデコ
ディズニークルーズには、公式パンフレットには載っていない“秘密の風習”があるのをご存知でしょうか?
常連ゲストの間では当たり前になっている習慣ですが、初めて参加する方にとってはまさに「裏ワザ」のような楽しみ方です。
私自身、最初の乗船のときは存在すら知らず、周りのドアが華やかに飾られているのを見て驚いた記憶があります。2回目以降はしっかり準備して参加したことで、クルーズの楽しさが何倍にも広がりました。ここでは、特に有名な風習を体験談とあわせてご紹介します。
Pixie Dust(ピクシーダスト):何気ないサプライズに心がほどける
「ピクシーダスト」とは、ディズニーの物語に登場する魔法の妖精の粉。
クルーズではそれが、「小さな思いやり」や「サプライズの贈り物」の名称として使われています。知らない間に何かがあったらそれは魔法ですよね。
私の体験談
そのクルーズでは何も用意できていなかったので、次のクルーズからは私もお菓子や小物を配るようになりました。
参加方法と準備
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特に登録は不要。思いついた時に自由に届ければOK。素敵なドアデコをしている客室や、ピクシーダストウェルカムと書かれた客室に渡しています。
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人気アイテムは、日本の駄菓子、シール、キーホルダー、100均小物などです。
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クルーへの感謝を伝えるギフトとしても渡しています。
🌟 注意点:手作り食品や液体物は衛生・安全上NG。未開封・原材料表示ありのものが安心です。
ドアデコ:あなたの個性が光る“玄関アート”
船内の廊下を歩いていると、カラフルに飾られた客室ドアがずらり。
これは「ドアデコ」と呼ばれるDCLならではの風習で、見て歩くだけでも楽しい時間になります。
ちょっとした裏話
「部屋を見失わないように…」と始めたデコが、隣の部屋の方との会話のきっかけに。以降、船内で会うたびに「Hello!」と笑顔で挨拶する仲になりました。
こうした交流が自然に生まれるのもドアデコの魅力です。
客室ドアのサイズは船によって若干の差がありますが、一般的な目安は 約71–74cm(幅) × 約196–198cm(高さ)、実際の開口幅は約58cm 前後です。
クラシックシップ(Magic / Wonder / Dream / Fantasy)では、ドアの丸いナンバープレートが直径約18〜19cm(=約7〜7.5インチ)で、これに合わせた丸型マグネットがちょうど良く収まります。Wish や Treasure など新造船はナンバープレートが横長(およそ18×11.5cm目安)なので、デザインは縦長より横長を意識すると見栄えが良いです(※あくまで目安)。
ネームプレートの違いに注目してみる
これは「ネームプレート」と呼ばれるもので、船の種類によって形が違います。
ピクシーダストやフィッシュエキスエンダーをする際に、船によっては、特別なアイテムを持っていく必要があることも。新造船の場合はマグネットフックが大事です。
| 船のタイプ | プレートの形 | フィッシュエクステンダー参加時のポイント |
|---|---|---|
| Magic/Wonder/Dream/Fantasy(クラシック) | 丸い部屋番号+魚型プレート | 魚フックにそのまま袋をかけられる |
| Wish/Treasure/Destiny(新造船) | 横長プレート+キャラクター型 | プレートが小さいためドアにつけれるマグネットフック持参推奨 |
フィッシュエクステンダー(FE):ギフトでつながるクルーズ仲間
ドアの横にある「魚の形をしたフック」にポケット付き袋をかけて、航海中にギフト交換をする自主的な交流イベントです。ピクシーダストとは違って、事前登録のプレゼント交換文化です。
参加方法(事前準備あり)
同じ航路のFacebookグループなどで参加登録。
参加者同士でルームナンバーを共有。
航海中、袋にプレゼントを入れてまわる。
もらって嬉しいギフトの例
その国のお菓子(日本のラムネや小分け抹茶チョコなど)
手作りクラフトやキーホルダー
お子さま向けのシールや文具
ダックハント(Duck Hunt):船内アドベンチャー!
近年じわじわと人気を集めているのが小さなラバーダックを船内に隠す非公式イベント「ダックハント」です。
やり方は簡単。小さなゴム製アヒルに名前や航路を記したタグをつけて、船内にこっそり配置。見つけた人はもらってOK、または再び隠して“バトン”をつなぐことも。まとめ|“思いやりの魔法”が旅の記憶を彩る
ディズニークルーズは、単なる観光やエンタメではなく、ゲスト同士が自然と笑顔を交わし、心が動く時間がそこにあります。
ピクシーダストやドアデコ、FEやダックハントといった文化は、まさに「人と人がつながる」ディズニーらしい魔法のかたちです。
次回のクルーズでは、ぜひこうしたカルチャーにも参加してみてくださいね!
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