【完全ガイド】ディズニークルーズでアラスカへ!ワンダー号のモデルコースと日本からの行き方を徹底解説

ディズニークルーズでアラスカへ!ワンダー号のモデルコースと日本からの行き方を徹底解説


アラスカの雄大な自然とディズニーのホスピタリティが融合した「ディズニークルーズ・ワンダー号のアラスカ航路」。この記事では、実際の9泊11日モデルコース、日本からのおすすめルート、寄港地やツアーの選び方まで詳しく解説します。

ディズニー・ワンダー号とは?

ワンダー号の基本情報(就航年・定員・設備など)

ディズニー・ワンダー号は、ディズニークルーズラインの中でも人気のあるクルーズ船の一つです。1998年に就航し、約2,400人の乗客を収容できる中型サイズの船で、家族連れに最適な設備が充実しています。船内には子ども向けの遊び場エリア、シアター、レストラン、スパ、プールなど、多彩な施設が備わっており、ディズニーのキャラクターたちとのグリーティングやしょーも楽しめます。


他のディズニークルーズとの違い|アラスカ航路に使われる理由

他のディズニークルーズ船と比べると、ワンダー号はクラシカルなデザインで落ち着いた雰囲気が特徴です。

また、氷河があっても進めるように、アラスカ航路に適した装備がなされています。厳しい環境下でも快適に航行できることから、アラスカクルーズを行える船はディズニーワンダー号のみとなっていました。しかし、2026年からディズニーマジック号も出航するようです。

アラスカ航路とは?クルーズの基本情報

出発地と帰着地(バンクーバー発着)

アラスカクルーズは、主にカナダのバンクーバー港を出発点とし、アラスカの主要な港を巡る夏季限定のクルーズ航路です。例年6月から9月までの間に運航され、期間中は7泊から9泊のコースが用意されています。アイシーストレートポイントを巡るコースとスキャグウェイを巡るコースとの2種類があります。


代表的なスケジュール(7泊~9泊コース)

代表的な寄港地には、氷河の壮大な景観が楽しめるジュノー、歴史あるゴールドラッシュの街スキャグウェイ、静かな港町ケチカンなどがあります。これらの港では、氷河観光や野生動物ウォッチング、アウトドアアクティビティが充実しており、自然と触れ合う貴重な体験ができます。

アラスカクルーズの代表的な航路は主に7泊コースが2種類、さらに9泊と5泊のコースもあります。以下のように交互に出航しており、それぞれ特徴があります。


7泊コース(2パターン)

  1. コースA

  • バンクーバー発

  • 船上日(出航日)

  • 氷河観光(ドーズ氷河)

  • スキャグウェイ(ゴールドラッシュの街)

  • ジュノー(氷河と野生動物観察)

  • ケチカン(静かな港町)

  • 船上日(帰航日)

  • バンクーバー着

  1. コースB

  • バンクーバー発

  • 船上日

  • 氷河観光(ドーズ氷河)

  • スキャグウェイ

  • アイシーストレートポイント(自然豊かな景勝地)

  • ケチカン

  • 船上日

  • バンクーバー着

9泊コース

  • バンクーバー発

  • 船上日

  • 氷河観光(ドーズ氷河)

  • スキャグウェイ

  • ジュノー

  • アイシーストレートポイント

  • シトカ(歴史ある港町)

  • ケチカン

  • 船上日

  • バンクーバー着

5泊コース(短縮版)

  • バンクーバー発

  • 船上日

  • 氷河観光(ドーズ氷河)

  • ケチカン

  • 船上日

  • バンクーバー着

7泊コースは氷河観光と人気の寄港地をバランス良く巡るスタンダードプラン。9泊コースはさらに多くの港を訪れ、より充実したアラスカ体験が可能です。短縮の5泊コースは時間が限られている方におすすめです。


【モデルコース紹介】9泊11日クルーズの実例

実際に乗船した9泊11日のクルーズでは、バンクーバーを出発し、アラスカ沿岸の美しい景勝地を巡りました。主な寄港地は以下の通りです。

  • ドーズ氷河:息を呑む氷河の絶景

  • スキャグウェイ:歴史的な街並み散策やホワイトパス鉄道の絶景ツアー

  • ジュノー:メンデンホール氷河でのカヌー&ハイキングツアー

  • ケチカン:ランバージャックショーの観覧や静かな街歩き

航海中は船上でのショーやディズニーキャラクターとのグリーティングを楽しみながら、船外では氷河クルーズやカヤック、野生動物との出会いなど、豊富なアクティビティに参加しました。日々変わる景色と自然の迫力が旅の醍醐味です。


日本からディズニークルーズ・アラスカ航路への行き方

日本からアラスカクルーズへ向かう場合、まずカナダのバンクーバーへ渡航します。東京(成田・羽田)や関西空港から直行便や乗り継ぎ便を利用し、バンクーバー国際空港に到着します。

おすすめの航空会社はANAやエア・カナダです。ZIPAIRの直行便を利用する場合もありますが、荷物制限や便の時間帯には注意が必要です。深夜便を利用する場合は、乗り継ぎ時間を十分に確保することが重要です。

バンクーバー到着後は、空港からクルーズ港のカナダプレイスまで公共交通機関やタクシーで約20分。

前日にはバンクーバーについて、ホテルに前泊してからのんびり出発するのがおすすめです。


クルーズ予約のタイミングと注意点

いつ予約すべきか(1年前がベスト)

ディズニークルーズの予約は、早めの計画が肝心です。ベストタイミングは出航の約1年前で、この時期に予約をすると希望の客室やツアーを確保しやすくなります。

日本語で予約できる方法(公式サイト、旅行代理店)

予約は公式サイトのほか、日本語対応の旅行代理店でも可能で、初めての方でも安心して手続きできます。

必要なビザ・パスポート情報(eTA、ESTAなど)

ビザ関連はアメリカ入国に必要なESTAが必須で、カナダ入国用のeTAも事前に申請しておく必要があります。カナダ入国のeTAは、前泊ホテルや港の住所を滞在先とすれば良いですが、アメリカ入国に必要なESTAはどうする?となりました。私の場合は、Diseny Wonderと記入しました。それで問題なく入国出国できました。


アラスカクルーズでできる特別体験

ディズニークルーズ・アラスカ航路では、他の航路では体験できない、アラスカならではの特別な体験が数多く用意されています。キャラクターとのグリーティング、限定のショーやグッズ、そして大自然を活かした寄港地でのアクティビティは、家族旅行にも記念旅行にもぴったりの思い出を提供してくれます。

キャラクターグリーティング

アラスカ航路最大の魅力のひとつが、アラスカ仕様のコスチュームを着たキャラクターたちとのグリーティングです。ミッキーやミニーをはじめ、ドナルド、グーフィー、チップ&デールたちが、冬のアラスカにぴったりのフリースやチェック柄の衣装、毛皮風の帽子などをまとった特別な姿で登場します。

初日のハイライトは、氷河に最接近する航海日。この日だけ、屋外デッキでの写真撮影が可能となっており、美しい氷河を背景にアラスカコスチュームのキャラクターたちと記念撮影ができます。そのため、このグリーティングには長蛇の列ができることもしばしば。まるで東京ディズニーランドの人気アトラクション並みの待ち時間になることもあるため、早めの場所取りや時間確認が重要です。

一方で、3日目以降〜最終日までは、グリーティングの列が大きく緩和され、屋内で落ち着いて撮影できる場面が増えます。衣装をじっくり観察したい方や、複数のキャラクターとの撮影を楽しみたい方は、後半の日程が狙い目です。特に最終日は多くの乗客が荷造りなどに忙しくなるため、空いていることが多く、じっくり楽しむには最適です。

👉アラスカクルーズ1日ごとのキャラクターコスチュームを解説

Disney Cruise Alaska


アラスカ限定のショーやグッズ

ディズニークルーズといえば「パイレーツナイト」が名物ですが、アラスカ航路ではこのイベントの代わりに、『アナと雪の女王』をテーマにした“フローズンナイト”が開催されます。

この夜は船内が一気に“アレンデール王国”のような雰囲気に変わり、エルサ、アナ、クリストフ、オラフなどのキャラクターが登場するショーや演出が行われます。子どもたちはもちろん、大人も魅了される幻想的な演出はアラスカの夜とぴったりマッチし、忘れられない思い出になるでしょう。

また、アラスカ航路限定のグッズも販売されます。冬仕様のぬいぐるみやアパレル、ピンバッジ、マグカップなど、ここでしか手に入らないアイテムが多数登場するため、お土産や記念品探しにもおすすめです。

👉ディズニークルーズラインのショー&デッキエンタメまとめ

寄港地でのおすすめツアー体験

アラスカ航路では、雄大な自然を生かした寄港地ツアーも充実しています。ディズニークルーズのエクスカーション(上陸ツアー)は家族向けのものが多く、安全面でも配慮されており、初心者でも安心して参加できます。

● 氷河カヌー&ヘリコプター遊覧

氷河を間近で感じたい方には、カヌーでの氷河接近体験や、ヘリコプターによる空からの氷河遊覧飛行が人気です。青白く輝く巨大な氷の世界は、写真では伝わらないスケール感で迫ってきます。

● 野生動物ウォッチング

クジラ、ラッコ、アザラシ、そして運が良ければ熊まで見られる野生動物ウォッチングも魅力。アイシーストレートポイントやジュノーなどでは、船やトレイルからの観察が可能で、自然と一体化した体験ができます。

● キャラクターと楽しむ体験型ツアー

スキャグウェイでは、実際に川砂金採りを体験できる「砂金取りツアー」があり、なんとそこにキャラクターが登場して一緒に体験してくれることも。子どもたちにとっては夢のようなひとときになるでしょう。

また、ケチカンでは木こりたちの迫力あるパフォーマンスが人気の「ランバージャックショー」が開催されており、ここにもグーフィーがサプライズ出演することがあります。観客席を笑いで包むグーフィーの登場は、大人にも好評です。

よくある質問とQ&A

寒さ対策は?服装の目安は?

アラスカの夏は涼しく、朝晩は特に冷え込むため、重ね着や防風・防水ジャケットが必須です。船内は暖房が効いているため、室内着も用意しましょう。氷河の日は8度以下になります。

子連れでも楽しめる?

ディズニークルーズは子ども向け施設やキッズプログラムが充実しており、家族全員が楽しめるよう設計されています。幼児からティーンまで幅広く楽しめます。

英語力が不安でも大丈夫?

船内は日本語サポートが限定的ですが、ツアー予約や移動は日本語対応可能な代理店やガイドを利用することで安心です。また、ディズニーのホスピタリティで困った時も親切に対応してくれます。


まとめ|ディズニークルーズで、アラスカの感動を

アラスカの大自然とディズニーマジックが融合した、唯一無二の体験。日本からのアクセスも意外とシンプルで、家族旅行・記念旅行にも最適です。ぜひあなたも、人生に一度の特別なクルーズを体験してみてください。

▶ 実際の体験記はこちらからどうぞ



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