【体験レポ】ディズニークルーズでアラスカへ!ワンダー号9泊11日旅行

ディズニークルーズでアラスカへ!ワンダー号のモデルコースと日本からの行き方を徹底解説

アラスカの雄大な自然とディズニーのホスピタリティが融合したディズニークルーズ・ワンダー号のアラスカ航路。初乗船した日にエレベーターでミッキーとミニーのアラスカコスチュームのポスターが飾ってありました。あの日からずっと夢見てたアラスカ航路に乗船してきました。

この記事では、実際に2024年夏に乗船した体験をもとに、アラスカクルーズを含めた9泊11日のスケジュールやおすすめの寄港地ツアー、アラスカならではのキャラクターグリーティング、気になる費用や予約のポイントまでリアルにまとめました。

ディズニー・ワンダー号とは?

1998年就航、乗客定員約2,400人の中型船。大型客船よりもコンパクトですが、その分、移動がラクで、キャラクターともよく遭遇できます。船内には子ども用のプール、大人用のプール、劇場、レストラン、スパなどが揃い、どの世代も楽しめる構成です。今回は家族4人で窓のない内側キャビンに宿泊しましたが、十分快適でした。

アラスカ航路にこのワンダー号が使われている理由は、船体のサイズと操縦性。狭いフィヨルドや氷河近くを通るため、ワンダー号のような中型船がちょうどいいとのことです。2026年からはディズニーマジック号も加わるようで、選択肢が広がります。ワンダー号もマジック号も同じ大きさでこじんまりしていて私は一番好きな船です。

基本情報:アラスカクルーズの運航期間とコース

代表的な寄港地には、氷河の壮大な景観が楽しめるジュノー、歴史あるゴールドラッシュの街スキャグウェイ、サケの川上りが有名なケチカンなどがあります。これらの港では、氷河観光や野生動物ウォッチング、アウトドアアクティビティが充実しており、自然と触れ合う貴重な体験ができます。
  • 運航期間:毎年5月〜9月の夏季限定

  • 出発地:カナダ・バンクーバー発着

  • 7泊〜9泊コースが基本で、5泊の短縮版もあり

  • 5月・9月はオフシーズンで料金が比較的安く、7〜8月はハイシーズンで高め。

代表的なスケジュール(7泊~9泊コース)

アラスカクルーズの代表的な航路は主に7泊コースが2種類、さらに9泊と5泊のコースもあります。以下のように交互に出航しており、それぞれ特徴があります。

【7泊コース A】バンクーバー出航 → 船上日→ 氷河観光(ドーズ氷河) → スキャグウェイ → ジュノー → ケチカン → 船上日 →  バンクーバー帰着
【7泊コース B】
ジュノーの代わりにアイシーストレートポイントに寄港
【9泊コース:寄港地たっぷり】
シトカ・ヴィクトリアが追加され、歴史や文化も楽しめるロングクルーズ
【5泊コース:短期集中】
ケチカンと氷河のみ!時間がないけどアラスカを体感したい人向けです。
 

アラスカクルーズでできる特別体験

ディズニークルーズ・アラスカ航路では、他の航路では体験できないアラスカならではの特別な体験が数多く用意されています。キャラクターとのグリーティング、限定のショーやグッズ、そして大自然を活かした寄港地でのアクティビティは、家族旅行にも記念旅行にもぴったりの思い出を提供してくれました。

キャラクターグリーティング

アラスカ航路最大の魅力のひとつが、アラスカ仕様のコスチュームを着たキャラクターたちとのグリーティングです。ミッキーやミニーをはじめ、ドナルド、グーフィー、チップ&デールたちが、冬のアラスカにぴったりのフリースやチェック柄の衣装、毛皮風の帽子などをまとった特別な姿で登場します。

初日のハイライトは、氷河に最接近する航海日。この日だけ、屋外デッキでの写真撮影が可能となっており、美しい氷河を背景にアラスカコスチュームのキャラクターたちと記念撮影ができます。そのため、このグリーティングには長蛇の列ができることもしばしば。まるで東京ディズニーランドの人気アトラクション並みの待ち時間になることもあるため、早めの場所取りや時間確認が重要です。

一方で、3日目以降〜最終日までは、グリーティングの列が大きく緩和され、屋内で落ち着いて撮影できる場面が増えます。衣装をじっくり観察したい方や、複数のキャラクターとの撮影を楽しみたい方は、後半の日程が狙い目です。特に最終日は多くの乗客が荷造りなどに忙しくなるため、空いていることが多く、じっくり楽しむには最適です。

Disney Cruise Alaska


アラスカ限定のショーやグッズ、アラスカの豊かな食を楽しめるレストラン体験

ディズニークルーズといえば「パイレーツナイト」が名物ですが、アラスカ航路ではこのイベントの代わりに、『アナと雪の女王』をテーマにした“フローズンナイト”が開催されます。この夜は船内が一気に“アレンデール王国”のような雰囲気に変わり、エルサ、アナ、クリストフ、オラフなどのキャラクターが登場するショーや演出が行われます。子どもたちはもちろん、大人も魅了される幻想的な演出はアラスカの夜とぴったりマッチします。寒空の下でのレリゴーは思い出深いです。

また、アラスカ航路限定のグッズも販売されます。冬仕様のぬいぐるみやアパレル、ピンバッジ、マグカップなど、ここでしか手に入らないアイテムが多数登場するため、お土産や記念品探しにもおすすめです。

そしてアラスカクルーズでは、アラスカ航路だからこその美味しいサーモンやエビなどの料理を楽しみつつ、ディズニークルーズならではのレストランでのエンターテイメントも楽しめます。それぞれのレストランのエンターテイメントやおすすめのメニューについてもまとめています。

アラスカクルーズのレストランについては詳しくはこちらから


アラスカ寄港地で参加したツアー

アラスカという自然に近い場所ならではのツアーがたくさんあります。
私は7泊コースのジュノー寄港航路に乗船しました!寄港地は3ヶ所。それぞれで体験したのは、
  • スキャグウェイ:ホワイトパス鉄道の絶景列車+田舎街歩き

  • ジュノー:メンデンホール氷河のカヌー&ハイキング体験(氷河を水面から間近で)

  • ケチカン:街歩き中心でのんびり。港のシーフードが美味!


ホワイトパス鉄道の絶景ツアー      メンデンホール氷河でのカヌー&ハイキングツアー
ホワイトパス鉄道の列車    メンデンホール氷河         
 
一つの寄港地につき、一つのツアーしか参加できないので、参加できませんでしたが、次回は参加してみたい気になっているツアーもあります。

● 氷河カヌー&ヘリコプター遊覧(ジュノー)
迫力満点の氷河を間近で体感!カヌーでの接近や空からの絶景フライトが人気です。次はこれを体験したいと狙っています!
● 野生動物ウォッチング(どこでも)
クジラ、ラッコ、アザラシ、そして運が良ければ熊まで見られる野生動物ウォッチングも用意されています。
● キャラクターと楽しむ体験型ツアー(ケチカン・スキャグウェイ)
砂金採り体験にキャラクターが登場!? スキャグウェイではドナルドたちと一緒に砂金とり体験ができることも。ケチカンでは「ランバージャックショー」にグーフィーがサプライズ出演することもあるので参加してみたいなと思っています。

【実体験】7泊9日モデルコース & 費用目安

我が家の旅程(9泊11日)

2024年は月曜発、月曜着の7泊8日だったので、土曜日に出発して1日観光して、火曜日に帰ってきました。バンクーバーは直行便が出ていますし、しかもLCCのZIPAIRも出ているのでかなりお安く行けました。
月曜日の16時発くらいのANA便に乗って帰ってきています。それまでの間、空港の近くのアウトレットに行こうかなと思っていましたが、それをする元気がなく空港で時間を潰していました。
日程 内容
1日目 成田→バンクーバー直行便(ZIPAIR/約12時間)
2日目 バンクーバー観光(市内散策)
3日目 クルーズ出航(ホテルから徒歩で港へ)
4〜9日目 氷河航行・スキャグウェイ・ジュノー・ケチカンなど
10日目 バンクーバー帰港→ANAで帰国(14時発)
11日目 日本到着(時差あり)

費用目安(2024年8月・大人4名)

項目 金額(目安) 備考
クルーズ代(内側キャビン) 約120万円(4名分) 税・チップ込み、インサイドルーム(窓なし)
航空券(成田⇔バンクーバー) 約20万円 × 4名 往復合計(目安)
前泊ホテル(2泊) 約60,000円 約573カナダドル、市内ホテル(目安)
現地交通費・食費・グッズ・ツアー代 約40万円 人数・参加ツアーにより変動
合計(目安) 約300万円 為替や時期により上下


バンクーバー到着後は、空港からクルーズ港のカナダプレイスまで公共交通機関やタクシーで約20分、私の場合は鉄道で移動したのでお安くなりました。

内側キャビンという一番お安い部屋でも120万円しました。アラスカクルーズはクルーズ料金が他の航路と比べて高めです。これはどうしようもありません。安く予約するには、航路が発表された予約開始日に予約するのが吉。それか1度乗船した人は、プレイスホルダーという制度を利用してほんの少し安く乗船することができます。

またバンクーバーの港周辺ホテルは高額のため、前泊は港から少し離れたホテルを利用しました。鉄道もありましたが、登り降りの方が大変そうだったので、スーツケースを引きながら徒歩で港まで移動しました。

あまりグッズを買わなかったり、ツアーも最小限にしてもこの価格でした。アラスカクルーズはやはり高額です。

よくある質問とQ&A

寒さ対策は?服装の目安は?
アラスカの夏は涼しく、朝晩は特に冷え込むため、重ね着や防風・防水ジャケットが必須です。船内は暖房が効いているため、半袖半ズボンで歩いていました。一方氷河の日は外の気温が8度以下になります。ヒートテックを2枚重ね着してダウンコートも着ましたがそれでも寒くて凍えていました。それ以外の寄港地でも長袖にダウンコートを着てました。

子連れでも楽しめる?
ディズニークルーズは子ども向け施設やキッズプログラムが充実しており、家族全員が楽しめるよう設計されています。幼児からティーンまで幅広く楽しめます。

英語力が不安でも大丈夫?
船内は日本語サポートが限定的ですが、ツアー予約や移動は日本語対応可能な代理店やガイドを利用することで安心です。また、ディズニーのホスピタリティで困った時も親切に対応してくれます。

ビザは必要?
カナダ入国にはeTA、アラスカはアメリカなのでESTAも必要。私は申請先住所に「Disney Wonder」と記入し問題ありませんでした。

いつ予約すべきか?
ディズニークルーズの予約は、早めの計画が肝心です。ベストタイミングは航路が発表されてすぐで、この時期に予約をすると希望の客室やツアーを確保しやすくなり、お値段も最も安いです。

日本語で予約できる方法(公式サイト、旅行代理店)は?
予約は公式サイトのほか、日本語対応の旅行代理店でも可能で、初めての方でも安心して手続きできます。


まとめ|ディズニークルーズで、アラスカの感動を

ディズニーとアラスカの自然が合わさった体験は、他のどの旅行とも違う特別なもの。アラスカ限定コスチュームのミッキーたちとのグリーティング、圧巻の氷河、家族みんなで感動できるショーや自然体験──すべてが特別でした。

また行きたいそう思わせてくれた素晴らしいクルーズ体験。お子さん連れでも、大人同士の記念旅行でも大満足間違いなし。早めに計画を立てて、ぜひ一度はこの魔法のような旅に出てみてください。


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