【体験レポ】ディズニークルーズに持ち込めないもの一覧|実体験で分かった注意点と対策【2025年版】

ディズニークルーズに持ち込めないもの一覧|禁止品・注意点・よくある誤解まで徹底解説!

港のチェックインカウンターで、スーツケースを開けられて「これは持ち込めません」と言われる瞬間。私たち家族も、ケトルを預けることになって、「えっ、ダメなの?」と驚いた経験があります。

ディズニークルーズには、安全で快適な航海を守るため、明確な持ち込み禁止ルールがあります。でも、事前に知っていれば避けられるトラブルも多いんです。この記事では、公式ルールはもちろん、実際に乗船して分かった「こんなものがNGだった」という体験談までお伝えします。

準備段階でこの記事を読んでおけば、当日のトラブルやストレスを防げるはずです。

ディズニークルーズの持ち込み制限とは

なぜ持ち込み制限があるのか

ディズニークルーズでは、すべてのゲストの安全と快適性を守るために、持ち込み制限ルールが定められています。船は密閉空間で、数千人が一緒に過ごす場所。火災リスクのあるもの、検疫上問題のあるもの、他のゲストに迷惑をかける可能性のあるものは、厳しく制限されています。

違反した場合はどうなる?

持ち込み禁止品が見つかった場合、港のチェックイン時に預かり処理されます。下船時にターミナルで返却してもらえますが、その間は使えません。重大な違反の場合は、乗船拒否の可能性もあります。

私たちのケトルも、レシート付きで預かられました。スムーズに返却してもらえましたが、「最初から持ってこなければよかった」と少し後悔しました。

持ち込み禁止の代表例

公式ガイドライン(Prohibited Items)で定められている禁止品を、カテゴリ別にまとめました。


カテゴリ 禁止品例 理由・補足
加熱器具 電気ケトル/炊飯器/ホットプレート/アイロンなど 火災防止のため全面禁止。持ち込んだ場合は港で預かり・下船時返却。
お湯が必要な場合は、船内のドリンクステーションで入手できます。衣類のシワ伸ばしは、客室のバスルームで蒸気を利用するか、ランドリーサービスを活用しましょう。
食品 手作り弁当/肉類/乳製品/生野菜など 米国農務省(USDA)の検疫規制により、病害虫や病原菌のリスクがある食品は禁止。
市販の未開封レトルト食品、インスタント食品、密封されたスナック菓子は基本的にOKです(詳しくは後述)。
液体類 アルコール大量/箱買いの水やジュース 過剰な持ち込みは保管スペースの問題や、商業目的と見なされる可能性があります。
水、コーヒー、紅茶、ジュースなどは船内で無料提供されています。わざわざ大量に持ち込む必要はありません。
危険物 ナイフ/花火/ドローン/模造武器など 他のゲストの安全を脅かす可能性があるため、厳しく制限されています。
その他 ペット/キャンドル/線香/電子たばこ 火災、アレルギー、臭い対策、保安上の理由からです。


実体験:OKだと思っていたらNGだったもの

ここからは、私たち家族が実際に体験した「持ち込めなかったもの」をご紹介します。

炊飯器とケトル

ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)からクルーズへの乗り継ぎ旅行中、2合炊きの炊飯器と電気ケトルをスーツケースに入れて持参しました。WDWで使っていたものだったので、クルーズで使うわけではありませんでしたが、預けるところもなかったので持ち込みました。

港のチェックイン時にレシート付きで預かり処理されました。下船後にターミナル内で引き取りとなり、返却自体はスムーズでしたが、WDWにおいておければスムーズだったなと反省しました。

大容量の水・飲料(箱買い)

フロリダ滞在中に24本入りの水パックを購入し、使いきれない分をスーツケースに入れて預けました。船内にはドリンクステーションがあって無料で飲めるので、完全に不要でした。ほとんど飲まないので最小限の持参でOKです。

アルコールの持ち込みルール詳細

アルコールの持ち込みには明確なルールがあります。正しく理解すれば、お得に楽しむことができます。

条件 詳細
持ち込み制限 ワイン750ml×2本、またはビール×6本まで(1人あたり)
対象年齢 21歳以上のみ、成人であれば誰でも可
持ち込み回数 寄港地で下船・再乗船するたびに再適用される
持ち込み方法 スーツケースでは不可。チェックイン時に手荷物で提示
飲酒場所 客室内で可。レストランで飲む場合は開栓料(コルケージ)がかかることも

実例:4人家族での持ち込み
4人家族(大人4名)で乗船した際、合計ビール24本を分担して持ち込みました。寄港地(例:ナッソー)で再購入した場合でも再乗船時にもルール通り追加で持ち込むことができました。ワインのボトルの量が多いとなると、

注意点

スーツケースではなく手荷物で:アルコールはチェックイン時に申告する必要があります。スーツケースに入れると、港預かりになる可能性があります。

開栓料について:客室で飲む分には無料ですが、レストランで持ち込みワインを飲む場合、1本あたり25〜30ドル程度の開栓料がかかることがあります。


持ち込みOKなおすすめ食品(日本から)

船内の食事は充実していますが、日本の味が恋しくなることもあります。持ち込みOKな食品をうまく活用しましょう。
また、WDWにクルーズの後に行くという時にこういう食品は持ち込んでも大丈夫でした。
食品 理由
インスタント味噌汁 未開封・原材料表記あり/お湯がもらえる船内施設で便利
アルファ米 湯または水で戻せる。パークにも持ち出しやすい
レトルトごはん 未開封なら可。温められるかは船内設備による(レンジNGのことも)
スナック菓子 市販の小袋ならOK。子どものおやつにおすすめ

ディズニークルーズでは、「持ち込み制限=不便」と思いがちですが、正しいルールと工夫次第で快適に楽しむことができます。

ルール違反をすると、港で預け入れ・返却が必要になるケースもあります。せっかくのクルーズ旅行で、余計なストレスを抱えたくないですよね。

持ち込みがOKな市販食品や軽食は、事前準備で安心感が増します。日本の味が恋しくなったときのために、少しだけ持参すると良いでしょう。

アルコール類は、大人1人ずつが対象です。寄港地でも再ルール適用を活かせば、お得に楽しめます。

初めてのディズニークルーズでも失敗しない。準備段階でこの記事を参考にすれば、現地でのトラブルや余計なストレスを防げます。安心して、素敵な船旅を楽しんでくださいね。

禁止物を避けて実際に持ち込んだものはこちら


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