【体験レポ】フロリダWDWで憧れの「Be Our Guest」へ|予約のコツ・館内の雰囲気・おすすめメニュー

ウォルト・ディズニー・ワールドには、アトラクションやショーだけでなく、レストラン自体がひとつの体験になっている場所があります。シンデレラ城の中で食事ができたり、ディズニーで育てた野菜を味わえたり、さらには宇宙空間を模したダイニングもあるのですが、その中でも日本人に圧倒的な人気を誇るのが「美女と野獣」のお城の中にあるレストラン「Be Our Guest」です。私も日本から予約をして、この日を心待ちにしていました。実際に訪れてみると、映画の世界そのままの雰囲気と本格的な料理に大満足。ここでは体験談に加え、これから訪れる方の参考になるよう、予約方法やおすすめポイントをまとめました。

基本情報

場所:ウォルトディズニーワールド マジックキングダム、ニュー・ファンタジーランド内
形式:ランチ・ディナーはテーブルサービス(プリフィクスメニュー)
特徴:ベルとビーストのお城を忠実に再現した内装で食事ができます。館内は3つのエリアに分かれており、どこに案内されるかは当日のお楽しみ。

予約方法とコツ

「ビ・アワー・ゲスト・レストラン」は、マジックキングダムの中でも予約が取りにくいレストランのひとつです。

予約は 訪問日の60日前 のフロリダ時間の朝6時からスタートします。ディズニーホテルに宿泊している場合は、チェックイン日から滞在最終日までまとめて予約できるため、少し有利になります。フロリダ時間はサマータイムの期間と通常の期間で予約開始時間が違うので、気をつけましょう。

私も実際に予約を試みましたが、人気の時間帯(夕方〜19時頃)はすぐに埋まってしまい、空きを見つけるのに苦労しました。どうしても取りたい場合は、予約開始と同時にアプリを操作するのが必須です。昼頃はそこそこ空いており、前日や当日のキャンセル狙いで、こまめにアプリをチェックするのが予約を取るコツです。

入場から着席まで

レストランはファンタジーランドの最も奥にあります。入り口からだと徒歩20分程度です。

少し壊れかけた門から入るのがベルの気分を味わえて最高です。予約していることを伝えて橋を渡りました。

入口でキャストの方に案内してもらいます。


運よく、私たちが通されたのは映画の舞踏会シーンを再現した「ダンスホール」でした。

映画そのものの豪華なホールの雰囲気に圧倒されます。シャンデリアの下に広がるテーブルの数々。窓の外には、雪がしんしんと降り積もる夜の風景が映し出されています。天井画も美しいです。



館内の雰囲気

館内は3つのエリアに分かれていて、どこに案内されるかはランダムです。会計後は、他の部屋も自由に見学できるので、全ての部屋を見ることができます。

  • ボールルーム
     大きなシャンデリアと窓の外の雪景色が印象的な一番大きな部屋です。映画の中のワンシーンの中に入り込めます。

  • ウエストウィング
     野獣の部屋をテーマにしています。少し暗めの照明に、バラの花びらが散っています。映画の世界観をそのまま体験できます。


  • ローズギャラリー
ベルとビーストの大きなフィギュアが飾られ、壁にもベルと野獣の思い出のシーンを切り取った絵画が飾られています。


料理とおすすめメニュー

テーブルに着くとおしゃれなメニューが用意されていました。



前菜、メインから一つ選ぶことができます。10歳以上のゲストは一律70ドルです。

メニューを頼んだ後大きなフランスパンが配られました。前菜メインもあるのでこちらは少しだけ食べることにしました。付け合わせのバターが美味しかったです。


まず前菜は、
Tuna Tartare(マグロのマリネ)
Dijonnaise, Chopped Egg, and Black Olive Oil
おすすめ度:★★★★☆(4/5)
ディジョネーズソースの酸味とマグロの相性が抜群。さっぱりとした口当たりで食欲を引き立ててくれました。


French Onion Soup(フレンチオニオンスープ)
Au Gratin with Gruyere
おすすめ度:★★★★☆(4/5)
濃厚な玉ねぎの甘みとチーズの香ばしさが広がる一品です。
メインは、みんな旅行記などで有名なこちらを頼みました。
Grilled Filet Mignon(リブステーキ)
Smashed Potatoes, Haricots Verts, and Sauce au Poivre
おすすめ度:★★★★★(5/5)
ジューシーな肉の旨みとソースの深みが絶妙。WDWらしい豪快さと上品さを兼ね備えたメイン。

デザートは1種類のみです。可愛いマカロンとカップケーキとチョコレートです。
Dessert Trio(デザート盛り合わせ)
Chocolate Tart, DarkChocolate Truffe, and Lemon Jam Macaron
おすすめ度:★★★★☆(4/5)
見た目も可愛いデザート。マカロンとカップケーキとチョコレートです。アメリカらしい甘さはなく食べやすかったです。

食事の途中、野獣が堂々とホールを歩いてきて、各テーブルに挨拶をして回ります。写真やサインはできませんが、同じ空間で過ごすだけでも特別なひとときでした。


会計後は、お城のほかの部屋も自由に見学できます。バラが幻想的に輝く「ローズギャラリー」や、雷鳴が響く薄暗い「ウェストウィング」。どの部屋も映画の世界に入り込んだようで、思わず時間を忘れて見入ってしまいました。
ホールから左側がウェストウィング、右側がローズギャラリーです。


まとめ

「Be Our Guest」は、ただの食事場所ではなく、まるで映画の世界に迷い込んだような体験型レストラン。WDWを訪れるなら、一度は予約して体験する価値があると強く感じました。


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