【体験レポ】香港ディズニーランドのアトラクション完全ガイド|東京との違いや限定アトラクションを徹底解説!
「東京ディズニーは行き尽くした」「次は海外ディズニーを検討中」──そんな方にこそおすすめしたいのが、アジア圏で気軽に行ける【香港ディズニーランド】です。
世界最小規模ながら、ここでしか体験できないアトラクションや、東京とは一味違う演出が詰まった“知る人ぞ知る穴場パーク”。本記事では、実際に筆者が訪れて感じた「東京との違い」や「香港だけの魅力」を、体験談を交えて詳しくご紹介します。
初めての方でも安心して楽しめるよう、限定アトラクション、見逃せないポイント、おすすめの持ち物までまとめています。
セクション①|香港でしか体験できない限定アトラクション7選
● ミスティック・マナー(ミスティック・ポイント)
東京のホーンテッドマンションに相当するアトラクションですが、東京のような「お化け屋敷感」はなく、美術館のようなテイストながらちょっとした驚きが味わえる新感覚のアトラクションです。BGMが映画音楽で有名なダニー・エルフマンで、テンポよく進む展開に夢中になってしまいました。
ミスティック卿のペットの猿のアルバートが開けてはいけないと言われたミュージックボックスを開けてしまって、動かないものが動いてしまってといったストーリーです。
あんまり混んでいないのもいいところ!面白くて2回連続で乗りました!
● アイアンマン・エクスペリエンス(トゥモローランド)
「香港に来たら絶対乗りたい」と思っていたアトラクションのひとつです。香港の街並みをアイアンマンと一緒に飛び回るという設定がよすぎました。香港の観光をしてからでも、このアトラクションを乗った後でも香港がさらに楽しくなるマストなアトラクションです。
スターツアーズと同じタイプのアトラクションなので、三半規管が弱い人は気をつけてください。近くにアイアンマントのグリーティング施設があるのですが、このアトラクションが良すぎて思わず並んでしまいました。
● ビッグ・グリズリー・マウンテン・ラナウェイ・マイン・カー(グリズリー・ガルチ)
TDRのビッグサンダー・マウンテンとは全く異なる、加速ありのコースター型アトラクション。途中でリフトバックする場面は予想外の展開でスリル満点です!エリア全てにレールがあって、かなり長いジェットコースターになっていてとても楽しいです。
昼と夜でライトアップが違っていて異なる雰囲気が楽しめます。急加速が楽しい!夜になったら空いていたので、乗ってすぐ乗り場に向かっている子供たちがいました笑
● アントマン&ワスプ:ナノバトル!(トゥモローランド)
東京ディズニーランドの「バズ・ライトイヤーのアストロブラスター」をベースにしたリニューアル版シューティングライドです。アントマンのユーモアとマーベルらしい映像演出が魅力です。
操作はバズよりも簡単で、照準が見やすくスコアも出しやすい印象でした。アベンジャーズファンは是非体験してみてください
● フローズン・エバー・アフター(アレンデール)
2023年末にオープンしたアナと雪の女王をテーマにした人気アトラクション。エルサの“Let It Go”に合わせてボートが進む演出は感動的です。
東京のエリアとはまた違っていて、アナ雪エリアのみになっているのでさらに没入感があります。ライドとしての動きは東京より穏やかですが、スリル度は少し増しているかも。30分待ちくらいで乗れるのも良いです。
● ワンダリング・オーケンズ・スライディング・スレイ(アレンデール)
そり型のローラーコースターで、オーケンが作った滑り台を滑るという設定。香港オリジナルのアトラクションです。運がいいと待機列にいるオーケンに会えます。
見た目の可愛さに反して、想像よりスリルがあって驚きました!子どもだけでなく大人にも人気でした。 ガジェットのゴーゴーゴースターが近いです。1分もないくらいですが、乗り降りに時間がかかるので結構並んでいることが多いです。
● ダッフィー&フレンズ プレイ・ハウス
香港限定コスチュームを着たダッフィー&フレンズと会えるグリーティングエリア。リーナベルが固定で、あと2人が日替わりです。シーズンごとに衣装が変わるのでいくたびに写真を撮りたくなります。
私はリーナベルに会いましたが、衣装のディテールが凝っていて、ファンとしては本当に嬉しい体験でした。写真映えも抜群!待ち時間が思っていたより長いのでDPAもおすすめです。
セクション②|東京にもあるけど“違いが楽しい”アトラクション8選
● イッツ・ア・スモールワールド(ファンタジーランド)
香港版はなんと、東京版よりコースが長いです。ゆったりのんびりできます。イギリスや中国のパートも長くみたことのない風景を見ることができあmす。
子ども連れの方にもおすすめ。私は写真を撮るのに夢中になってしまい、終盤ほとんど見逃しました…次回は撮影より鑑賞に集中したいです。
● プーさんの冒険(ファンタジーランド)
東京の“ふわふわ無軌道ライド”と違って、香港版はレール付きの旧タイプ。動きにクセはないのですが、そのぶん絵本のような世界観をじっくり味わえました。
いつもの“くるくる回る”ライドを想像していたので「あれっ?」と驚きましたが、これはこれでレトロで可愛い雰囲気でした。
● ジャングル・リバー・クルーズ(アドベンチャーランド)
3つの言語(英語・広東語・北京語)から選べるシステムが面白い!私は英語版に乗りましたが、火山噴火の演出が迫力満点で大人も大満足。東京版とはストーリー構成が異なります。
英語が苦手でもなんとなく意味が分かる内容。最近はもしかしたら1言語しかなくて3言語を駆使しながら船長さんが話してくれている気がします!
● マッドハッター・ティーカップ(ファンタジーランド)
構造は東京とほぼ同じですが、なんとなく回転スピードが速いように感じました。そのぶんスリルも増して、大人でも楽しめる乗りごたえです。
普段はあまり回さない派の私も、つい本気になってしまいました
● シンデレラ・カルーセル(ファンタジーランド)
規模は東京よりやや小さめです。BGMや装飾が微妙に違っていて、よりクラシカルな雰囲気が感じられました。
夜のライティングがとても綺麗で、パーク全体がロマンチックに見えました。カップルにもおすすめです。
● ダンボ・ザ・フライング・エレファント(ファンタジーランド)
香港も東京のようにお城の近くにあるので、お城をじっくり見るのに最適でした。
東京ではいつも断念しがちなのですが、今回は空いていたので初めて乗れました。景色も開けていて気持ちよかったです!
● ハイパースペース・マウンテン(トゥモローランド)
東京ディズニーランドと同じスター・ウォーズ仕様ですが、映像演出やプロジェクションが香港独自。視界を遮るタイミングが絶妙で、より“宇宙感”を体感できました。
映像と連動した重力の変化に「わ、これ初めてかも」と思える場面も。東京との違いを探すのが楽しい!
セクション③|東京にはない、香港だけの体験ポイント
香港パークのレイアウトは非常にコンパクトかつ機能的で、小さなお子様連れのファミリーや、効率よくアトラクションを回りたい旅行者にとって大きなメリットです。移動時間が短く、体力の消耗も少ないため、1日でかなり多くのエリアや体験を網羅できます。
あとトイストーリーランドがあることです!東京とカリフォルニア以外にはあるトイストーリーランド。大体が共通のアトラクションですが、香港でも楽しめます。
また、キャラクターの衣装やショー演出が香港独自という点もファンには嬉しいポイント。ダッフィー&フレンズはもちろん、プリンセスたちも香港限定の衣装で登場することが多く、写真映えするスポットが豊富に用意されています。加えて、旧正月や中秋節などのアジア文化を取り入れた季節イベントも充実しており、装飾やフード、グリーティングも日本とは一味違った華やかさが楽しめます。
セクション④|どんな人に香港パークがおすすめ?
▶ 東京のディズニーパークは行き尽くした!というリピーター
東京ディズニーランドやシーを何度も訪れた方にとって、香港は新たなワクワクが待つ場所。マーベルをテーマにした「アイアンマン・エクスペリエンス」や「アントマン&ワスプ:ナノバトル!」、2023年にオープンした「ワールド・オブ・フローズン」など、“東京にはない”最新のアトラクションが盛りだくさんです。
▶ 小さなお子様連れのファミリー
香港ディズニーランドはコンパクトな園内設計が特徴。移動距離が短いため、ベビーカー移動もスムーズ。さらに、アトラクションの待ち時間も短めで、予定通りに回りやすいのが嬉しいポイント。日帰りや1泊2日でも充分に満喫できます。
▶ 初めて海外ディズニーを訪れる方やシニア世代
日本語表記や日本語キャストはいないものの、キャストはとても親切で英語も通じやすく、安心して過ごせる環境が整っています。アトラクション数も多すぎず、1日でほぼ網羅できる規模感は、体力に不安がある方にもぴったりです。
▶ 「今のディズニー」を体験したいトレンド派
ディズニーパークは常に進化していますが、香港はその最前線のひとつ。新エリア「アレンデール」を擁するフローズンランド、マーベルを中心にしたトゥモローランド、香港限定のダッフィーグリーティング衣装など、“ここでしか味わえない最新ディズニー”が楽しめます。最先端のテーマパークを体験したい方には、まさに理想の旅先です。
セクション⑤ |実体験からわかった!香港ディズニーの魅力&注意点
私が香港ディズニーを訪れたのは2024年の秋。東京との一番の違いを感じたのは「待ち時間の少なさ」と「マーベル推しの世界観」です。
▶ 感動ポイント:東京にはない“驚きの連続”
まず強く印象に残ったのが、マーベルの世界観。「アイアンマン・エクスペリエンス」では、まるで本当に空を飛んでいるかのような臨場感。舞台が香港の街並みというのもローカルならではで、新鮮そのものでした。スタンバイ時間もたったの15分ほど。東京のように何時間も並ぶ必要がなく、時間効率が抜群でした。
さらに「ミスティック・マナー」は、ホーンテッドマンションとはまったく異なるストーリーと演出。BGMを手がけたのは映画『チャーリーとチョコレート工場』などで有名なダニー・エルフマン。アート性の高いライドに感動し、2回連続で乗ってしまいました。
▶ 注意点:実際に行って気づいた“日本と違うところ”
香港ディズニーでは、日本語のアナウンスや案内は基本的にありません。とはいえ、英語やジェスチャーで何とかなりますし、キャストも親切なので不安になる場面はほとんどありませんでした。
おわりに|東京との違いを楽しむ香港ディズニー
香港ディズニーランドは、東京にはないアトラクションもあり、特に「フローズンランド」や「ミスティックマナー」などは海外ファンにも大人気。
コンパクトながら濃密な体験、マーベルやフローズンなど最新コンテンツ、そして写真映え間違いなしの香港限定コスチュームたち──。
東京ディズニーを知っている人ほど楽しめる新しい発見がきっとあります。次のディズニー旅行先として、香港をぜひ候補に加えてみてください!