【初心者必見】ディズニーランド・パリで絶叫系が苦手でも楽しめるアトラクション&ショー・キャラクターグリーティングガイド

ディズニーランド・パリで絶叫系が苦手でも楽しめるアトラクション&ショー・キャラクターグリーティングガイド

ヨーロッパで唯一のディズニーリゾート「ディズニーランド・パリ」には、スリル満点のコースターだけでなく、穏やかで美しい世界観に浸れるアトラクションやショーがたくさんあります。

私も絶叫系はあまり得意ではないのですが、のんびり派でも十分楽しめるスポットが充実していました。今回はそんな視点でご紹介します。

パークの基本

ディズニーランド・パリは、2つのテーマパークで構成されています。

  • ディズニーランド・パーク:お城を中心に、クラシックなディズニーの世界を体験できるメインパーク。

  • ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク:映画の舞台裏や最新技術を使ったアトラクションが楽しめる場所。

穏やか系アトラクション(ディズニーランド・パーク)

お城のあるメインパークには、まるで童話の世界を旅しているようなライドや、歩いて巡る静かなアトラクションが豊富です。

ファントムマナー(★★☆☆☆)

世界一怖い穂ーンテッドマンションと呼ばれているファントムマナー。廃墟のような屋敷に入ると、さらにストーリー性が強い悲劇的な花嫁の幽霊が物語を通して現れます。怖さは演出によるもので、急な動きはないので絶叫苦手でも大丈夫ですが、雰囲気はかなりゾクッときました。パリ限定アトラクションなので、ぜひ乗ってみてください。




イッツ・ア・スモールワールド(スリル度 ★☆☆☆☆)

外から始まるイッツアスモールワールド。ピンクの外見がとっても可愛らしアトラクションです。乗り場の近くにある動物のトピアリーがとっても可愛いです。ボートに乗り込むと、いつものイッツ・ア・スモールワールドです。ここはまだディズニーキャラクターが設置されていない、懐かしいイッツ・ア・スモールワールドを体験することができます。

イッツ・ア・スモールワールド

おとぎの国の旅(Le Pays des Contes de Fées)(★☆☆☆☆)

小さなボートに乗り、童話のミニチュア世界をのんびりと巡ります。エリックのお城やアラジンの宮殿など細かい造形が見事。水面に映る景色がまた幻想的で、現実感が薄れていきます。



KC Jr.のサーカストレイン(Le Petit Train du Cirque)(スリル度 ★★☆☆☆)

映画『ダンボ』に登場するサーカス列車に乗って、ファンタジーランドをのんびり周遊します。小さな機関車に揺られながら、サーカスの道具や動物たちを眺める時間はまるで絵本の中の旅。スピードは結構早くて、爽快感があります。線路から見える景色が低めの目線になるので、普段とは少し違ったパークの雰囲気を味わえます。


不思議の国のアリスの迷路(Alice's Curious Labyrinth)(スリル度 ★☆☆☆☆)

入り口をくぐると本格的な迷路に迷い込みます。意外と複雑で、「あれ、こっちだったかな?」と何度も立ち止まってしまいます。途中にはハートの女王の庭やトランプ兵、チェシャ猫が登場し、写真スポットも満載で、インスタ映え写真を撮っている人がたくさんいました。迷路を抜けてお城の展望台に上ると、ファンタジーランドが一望できて達成感もひとしお。穏やかに散策できるので、子どもから大人まで安心して楽しめます。




ピーターパン空の旅(★☆☆☆☆)

東京と同じような小さな船型のライドに乗り込むと、ふわりと床が離れ、空を飛んでいる気分になります。下にはテムズ川が流れ、輝くビッグベンや小さな家の灯りが広がるシーンが一番好きなシーン。4人乗りなのでほんの少しだけ回転率がいいのも良いです。


眠れる森の美女のギャラリー(★☆☆☆☆)

お城の中を歩けます!壁一面に広がるステンドグラスとタペストリーが物語を静かに語りかけてきます。光が差し込む時間帯は特に美しく、まるで絵本の世界。本当の職人によって作られたその美術的価値と雰囲気に圧倒されます。外のバルコニーからはファンタジーランド全体を一望でき、思わず写真を撮りたくなるスポットでした。




ドラゴンの住処(La Tanière du Dragon)(★☆☆☆☆)

お城の地下、暗くひんやりとした洞窟の奥に巨大なドラゴンが眠っています。ゆっくりと胸が上下し、時折目を開けてうめき声をあげる姿は迫力満点。でも、じっと見ていると案外穏やかで、少し可愛らしくも見えてきます。子供の頃は怖かったけど、今は怖いと感じなくなりました。歩いて見学するだけなので安心です。

海底二万マイルの謎(Les Mystères du Nautilus)(★☆☆☆☆)

潜水艦ノーチラス号の中を歩いて探検するアトラクション。狭い通路や丸いハッチ、真鍮色の計器盤など、古き良きSF映画のセットそのままの雰囲気です。照明の暗さと金属の匂いが、まるで本当に深海を旅しているようで、思わず息を潜めてしまいます。私が行ったときはリハブ中でした。

ディズニーランド・レイルロード(★☆☆☆☆)

蒸気機関車に揺られながらパークをぐるりと一周。高い位置から見る景色は、歩いているときとは違う発見があります。途中、アトラクションの裏側や緑あふれる景色が現れ、移動手段としても休憩としても最適です。時間がなかったので残念ながら乗れませんでした。朝の駅舎からキャラクターがご挨拶してくれる写真です。




穏やか系アトラクション(ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク編)

レミーのおいしいレストラン:ザ・アドベンチャー(Ratatouille: The Adventure)(スリル度 ★★☆☆☆)

3Dメガネをかけて、ネズミの乗り物になってまるでネズミになった気分でレミーの世界を走り回ります。巨大なキッチンの床を走り抜けたり、オーブンの中に入りそうになったりと、映画『レミーのおいしいレストラン』の世界にどっぷり浸れます。ライドは少し動きがありますが、急加速や落下はなし。映像と香りの演出が絶妙で、食いしん坊な方にはたまらないアトラクションです。パリが舞台の映画、パリでぜひ乗りたいアトラクションです。フロリダのエプコット、フランス館にも最近できました。

カーズ・ロードトリップ(Cars ROAD TRIP)(スリル度 ★☆☆☆☆)

映画『カーズ』の世界をのんびり進むロードトリップ型ライド。トラムに乗り込み、砂漠や滝、カーズの仲間たちが暮らす街並みを巡ります。特に見どころは、突然の水しぶきや噴水演出。といってもびしょ濡れになるほどではなく、夏場ならむしろ心地よいレベルです。絶叫要素はゼロで、写真を撮る余裕もあります。



スパイダーマン W.E.B. アドベンチャー(Spider-Man W.E.B. Adventure)(スリル度 ★☆☆☆☆)

最新のインタラクティブ型アトラクション。銃は使わず、自分の手をスパイダーマンのように動かすことで糸を発射できます。スクリーン内のドローン型スパイダーボットを倒すのが目標で、思わず夢中になって腕を振りすぎてしまいます。意外と点数を稼ぐのが難しい。隣の人の動きを真似すると上達が早いかも?動きは緩やかなので酔いやすい方でも安心ですが、ついつい本気でやると翌日腕が筋肉痛になるかもしれません。横一列4人乗りです。


座ってゆっくり楽しめるショー【要チェック】

パリは芸術の都。ショーがとっても楽しくておすすめです。なお閑散期はほとんどのショーがやっていません。

ディズニー・スターズ・オン・パレード(屋外・昼)

昼間に開催される豪華なパレード。パリらしいオシャレなフロートが魅力です。ミッキーをはじめ、プリンセスや人気キャラクターたちのコスチュームもオシャレでみていて楽しいパレードです。

ディズニー・ドリームス!(屋外・夜)

夜のお城を舞台にした、パリ版ならではの圧巻ショー。プロジェクションマッピングと花火、噴水、音楽が完璧にシンクロし、物語の世界へ一気に引き込まれます。城の色が何度も変わる演出や、炎や水しぶきまで駆使したダイナミックな構成は、初めて見る人も何度も見た人も思わず息をのむほど。感動度は間違いなく★5つです。メインストリートのプロジェクションマッピングも綺麗なので2回は見たいショーです。

リズム・オブ・ザ・プライドランド(屋内)

ライオン・キングの名曲を使った本格的なミュージカルショー。ダンサーやシンガーの表現力、迫力ある生歌、衣装や舞台美術すべてが完成度高く、まるでブロードウェイ作品を観ているよう。客席と舞台の距離感も近く、目の前で繰り広げられる“サークル・オブ・ライフ”は鳥肌ものだそうです。

ミッキー・アンド・ザ・マジシャン(屋内)

魔法使い見習いのミッキーが、美女と野獣、アラジン、アナと雪の女王などの名作の世界を旅するステージショー。映像・マジック・ダンス・音楽が融合したエンタメで、特に魔法の演出は本物かと錯覚するほど。小さな子どもから大人まで夢中になれる“パリらしいおしゃれなディズニーショー”です。


キャラクターグリーティングも楽しもう!

ミート・ミッキー・マウス(Fantasyland・屋内)

クラシックなコスチューム姿のミッキーと、ゆったり会える定番スポット。室内&空調完備なので、暑い日や寒い日も快適です。事前にファストパスのようなものを取得しないといけない日もあるとか?写真撮影もサインもじっくり対応してくれるので、並ぶ価値は十分にあります。

ミステリアス・ミーティング(ファントムマナー前・屋外)

季節によって衣装が変わる特別感のあるグリーティングです。冬は温かみのあるコートと、時期によってまったく違う雰囲気のキャラクターに会えます。ミステリアスと書かれているグリーティングなので誰に会えるかは書きませんが、また行きたいと思わせてくれるグリーティングでした。

トゥーン・スタジオ(ウォルト・ディズニー・スタジオ・パーク・屋外)

ウッディ、オラフ、Mr.インクレディブルなど、日によって会えるキャラクターが変わる“サプライズ型”のグリーティング。どのキャラに会えるかは、当日パーク公式アプリで確認必須。運が良ければ、ほぼ貸切状態で好きなキャラと写真が撮れることもあります。

ランダム・グリーティング(パーク内各所)

各エリアのあちこちにそのエリアに扮したキャラクターが現れることがあります。グーフィーやプルートなど、おなじみの仲間たちがふらっと通りかかります。公式アプリで出現場所や時間をチェックできますので、朝に要チェックです。


まとめ

ディズニーランド・パリは、絶叫が苦手でも大丈夫。穏やかなライドや美しいショー、キャラクターとの触れ合いなど、ゆったり楽しめる要素がぎゅっと詰まっています。季節限定イベントも多いので、訪れるたびに新しい発見があるのも魅力です。芸術の都らしいキャラクターのコスチュームやショーなどヨーロッパならではの雰囲気に浸りながら、特別な1日を過ごしてみてください。


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